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2004.03.30

古巣の会社に打ち合わせに行く

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 29日になってやっと体力が回復。また締め切りと戦う日々が始まるのである。

 午後、定例のカイロプラクティク、その後日経BP社へ。私の古巣であり、私にとっての鍛錬の場であり、14年間サラリーマン生活を送ったところであり、今も仕事をもらっている会社だ。

 出版局で打ち合わせ。日経パソコン編集部に行って担当さんの引き継ぎ、そして日経WinPCで連載中の「産業の握り飯」の打ち合わせ。他にも行かなければならないところがあるのだけども、ここで時間切れ。

 その後、日経パソコン編集部にいた頃の後輩のO君と食事。当時一緒に働いた人たちのあれこれ。
 
 会社を辞める時に、「つまり下請けになるわけだな」といった人がいた。まあそうだ。正社員としての地位を捨てて、なおかつ自分の出た会社から仕事をもらって文章を書いているのだから。失ったものは安定した収入と社会的信用と、勤め切った場合の退職金である。

 得たのは自分が書きたいと思う題材を取材し、書く自由だ。記者時代は「なんで俺、こんなものを書いているんだろう」と思うことが多々あったが、今の私は少なくとも書きたくない記事を嫌々書いているということはない。もちろん自由は責任と表裏一体で、未来は常に不定で不安定だ。

 だがよく考えれば、不定でない未来などどこにあるというのだろう。そう思い切ってしまえば、今の状況はそう悪くはない。

 私にとって日経BPは実にありがたい場所だった。給料をくれつつ記者として鍛えてくれた。嫌なことも山ほどあったが、それはどの職場でも同じだろう。今もそこで知り合った人たちと仕事ができることを幸福に思う。

 写真は新橋駅地下に新設された携帯電話利用のコインロッカー。こうやってひとつひとつ新しい技術は生活に浸透していく。そして気が付くと生活はがらりと変化しているのだ。

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