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2004.05.06

ちょっとだけ休みらしい日を過ごす

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4月30日

 まだまだ続くあれを片づけ、これを片づけ——で、ぶちっと来る。世間はゴールデンウィークだというのになぜ自分はこんなことをやっているのか。で、午後4時過ぎから自転車で出かける。目指すは逗子の弟の家。先日自動車で送った時、「自動車だと楽ちんだねえ」と抜かしていたのを思い出したのだ。仕事で疲れている彼はおそらく寝ているであろう。よーし、では悪い兄が自転車で襲撃して「自転車でも楽ちんだねえ」とからかってやろうではないか。

 茅ヶ崎から逗子まで約18Kmぐらい。最寄りの駅までしか自転車に乗らないという人には長距離かもしれないが、実のところ自転車にきちんと乗れば大したことはない。裏道をへらへらと走って1時間半で到着。しかし弟は留守だった。

 考えてみればあの忙しい男がきちんとゴールデンウィークを休めるはずもなく、暦通りに出勤していたのである。腹が立つので玄関に「兄参上」と落書き…というようなことはせずに、玄関前で記念写真を撮って退散。

 帰ってくると留守電に妹から連絡。今茅ヶ崎の実家に来ているという。「えぼし」にいるからおいでとのこと。行くと妹夫妻に甥に姪、そして母が魚料理をつついていた。妹夫妻は、1月に生まれた姪のお宮参りで寒川神社に行って来たという。

 12歳年下の妹を一言で形容すると「しっかり者」。上の兄2人がぐつぐつ煮え煮えで独身のままそろそろ腐ろうかという状態であるのを尻目に、大学で出会った義弟とさっさと結婚し、ちゃっちゃと2人の子供を産み、あまつさえ共働きの利点を生かして都内に家まで建てた。お見事としか言いようがない。

 3か月になった姪は、大分目鼻立ちがはっきりしてきた。彼女のやわらかいほっぺたをつついていると、自分が古道具になった気分になる。2004年生まれだ。21世紀に生まれ21世紀を生きる命なのだ。

 その後は実家で義弟と酒盛り。彼は電子マネー関連の職場で働いており、実弟と同様、ひどくお疲れの様子。これだけの例で即断はできないが、電子マネーやネットワーク関連が大忙しということは、つまりこの10年間の日本の不況というのは、技術や社会の変化についていけない職種、そして変化に弱い人々の右往左往が引き起こしたのではないだろうか、と思う。

 義弟は、私よりハンサムで私よりずっと背が高く私よりも性格的に優しい。ただし、私にも勝てるものがあってそれは酒量である。お互いの仕事の話や、生活の話をしつつ義弟の撃沈に成功。勝利の凱歌を上げつつ自分も轟沈。

 写真は姪の足。かわいいねえ、本当に。

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