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2004.06.08

父に付き添い、妹宅を訪問し、AZ-1を引き取る

exmani.jpg

5月28日

 朝、実家から電話。父が通院日なのに首が痛くてたまらないと元気がないという。あわてて実家へ。病気が病気なので神経に来たかと思ったが、そういうわけではなさそうだ。付き添って一緒に病院に行く。

 病院では通常の内科の他に整形外科を受診。レントゲンの結果は異常なし。おそらくは寝違えたのだろう。「レントゲンで被曝した分だけ損だな」と父に言うと苦笑いしていた。「念のため」と医師が言うのでMRI検査を予約する。
 最近、父は体調を崩すとがたっと弱る。かつては農作業で鍛えた肉体を誇り「ヘラクレス」とあだ名されたというのに。そんな父を見るのはとても悲しい。

 午後、母と一緒に東京の妹夫婦の家へ。最近家を建てて引っ越したので、物見高いが遠慮深い兄は、母に付き従って家の見物に赴くのである。

 東京私鉄沿線の駅近くに、妹の新居はあった。共同建築タイプのマンションといえばいいのか。権利を買って自分のスペースは自由に設計できるというタイプのマンションだ。妹は体調が良さそうでなにより。一時は妊娠と仕事の疲労とでぼろぼろになっていたが、産休でうまいことリズムを取り戻した模様。

 4歳の甥は不在。保育園の遠足ということでお弁当を作ってもらい、喜び勇んで出かけていったという。不安を持たず好奇心が勝った4歳児というのは、この世で一番幸せな存在じゃないだろうか。見るものすべて新しいというのはなんと素晴らしいことだろう。

 1月に生まれた姪は、あーうーしながら寝返りをうつようになっている。父は最近、姪が小学校に入るまでは生きていたいなどと言う。「おじいちゃんという存在がいたということを覚えてもらわねばな」とのこと。父の生きる気力はひとえに、あうあうふにゃふにゃしている0歳児にかかっているのかもしれない。

 そのふにゃふにゃ0歳児を託児所に預けて、妹は6月1日から働くという。しっかり者の妹がやるという以上、止める理由はない。そんな母親を持ったということも、言ってみれば甥と姪の運命なのである。

 帰途、藤沢のディーラーに寄って、車検に出していたAZ-1を受け取る。交換した部品を検分。エンジンマウントの防振ゴムは、かちかちに劣化して一部ひびも入っていた。ゴム製の冷却水ダクトも見事に劣化していた。
 それよりもショックだったのは排気マニホールド。鋳物製の部品に見事にひびが入っている。「普通はこんなことは起きないのですが。以前のオーナーが全力走行で高温になった状態で蒸気洗車でもかけたんでしょうか。全く分かりません」とディーラーは言う。私に思い当たることといえば、一昨年の夏に台風で大降りの中央高速を全力走行したことぐらいだが、ディーラー曰く「その程度のことでエンジンルームには水は入らないはずです」。

 大事になる前に部品を交換できて良かった。確かに料金はかさんだものの、この手の自動車に乗る以上は覚悟していたことでもある。しかし近いうちに地方税も来るのだよなあ。そう考えるとつらい出費だ。

 実はまだ劣化しつつある部品が残っている。大きな開口部を持つガルウイングドアのパッキンと、ドアを支える4本のダンパー。このあたりは1年後を目処に交換することとする。

 久しぶりにハンドルを握って帰宅。エンジン音は確かに静かになったが、もともとエンジンがうるさい車種なので、「まあこんなものか」というところ。足回りのゴムも交換したのだが、これを実感するには箱根にでも持ち込まなくてはならないだろう。さて、いつ持ち込めるやら。

 写真はひびが入った排気マニホールド。

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Comments

「オカリナ」かなと、最初の30秒間は思っていました。:-)
最後の一行まで、わからずじまいでした。(いや、ほんとうです)
排気マニホールドを知らない藤四郎でした。(ググらねば)

Posted by: Kimball | 2004.06.10 05:35 PM

いつも楽しく読ませていただいています。この書き込みは以前読ませてもらったのですが、なんだかもう一度読み返したくなってアクセスしてしました。松浦さんとは恐らく同世代なんでしょう、お父上の健康に言及される部分などは身につまされる思いです。
わたしは決して不幸ではないのですが、これまで失った多くのこと、これから失うであろう多くのことを考えると、4歳児のように明るくはなれないこの頃です。ブログ楽しみにしています。これからもがんばってください。

Posted by: 湯川鶴章 | 2004.07.08 12:40 AM

 機械が何にせよ、ばらすのは楽しいです。組み立てるのも楽しいがちょっとつらい。部品が無くなっていると真っ青です。ググるなら同時に、コンロッド、ピストン、バルブ、キャブレターなども調べてみましょう。おお美しき機械の世界。

 失うといえば、科学が不死テクノロジーを実現しない限り、自分の命もいつかは失われます。失われるものを追うな、未来を見ろと孔子に説教したのは誰でしたっけね(恥ずかしい話ですが元ネタは諸星大二郎の「孔子暗黒伝」。その後本家の「論語」も読んだのですが…)。

Posted by: 松浦晋也 | 2004.08.17 11:24 AM

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