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2005.09.23

自転車屋店主の思わぬ活躍に驚く

 本屋でこんな本を見つけてびっくりした。


 フィットネスの本だが、著者のエンゾ早川氏。なんと私が自転車を買った自転車屋の店主ではないか。

 今月の「バイシクル・クラブ」誌は、「“体幹”を意識して走りを変える!」という特集を組んでいる。そこにもこのエンゾ氏、コーチとして登場している。確かにユニークな人だとは思っていたけれども、いつのまに「エンゾ早川」などという二つ名を名乗って雑誌に単行本にと活躍するようになっていたのだろうか。

 3年前、彼の店で自転車を買おうと思ったのは、店構えに独特の面白さがあったからだった。
 店頭には、箱根を2度越える総行程170kmのコース地図を書き込んだホワイトボードが展示してあり、「このコース、私が走れるようにして見せます」と宣言している。その横にはコピーの小冊子が「ご自由にお持ち下さい」と置いてあった。内容はと言えば、「自転車で有酸素運動をしよう」「食生活を改善しよう」というもので、食生活はオリーブオイルをたっぷりとってマーガリンは食うな、と力説していた。
 面白いじゃないか。この小冊子をまとめた人物はかなり癖っぽい性格であるようだが、主張に筋は通っているように思える。
 ちょうど私は大学時代から20年近く乗ったロードバイク(昔懐かしスポルティーフという奴だ)のギアが傷んできていた。すでに自転車パーツの規格は完全に変わってしまっており、最新のパーツを入れることはできない。よし決めた。この面白そうな店で買い換えよう。

 店に入ると、背の高い、なんとはなしにジャン・レノを思わせる店主が出てきた。雰囲気は映画「グラン・ブルー」のエンゾそのものだ。彼は私に、健康の大切さと自転車がいかに健康にいいかをとうとうと説き、体格にあった大きさのフレームの自転車、そして心拍数を監視するハートレートモニターを買うことを薦めた。
 私はまずハートレートモニターを買い、彼から有酸素運動のやり方を教えて貰った。
 彼の手法は極めて単純だった。「心拍数は140まで。それ以上に上げてはいけない。ウォーミングアップに15分、クールダウンに15分。時間がなければウォーミングアップとクールダウンだけでも構わない」。後でスポーツ医学の本を調べてみると、有酸素運動に最適な心拍数の算出はもっと複雑だったが、実際に走ってみると目安としては、エンゾ氏の方法は確かに有効だった。

 その後、ハートレートモニターを使って、ある程度鍛えてから、私は自転車を買った。彼お薦めのGIOSのシクロクロスだ。使っているコンポーネントはシマノのSORA。ママチャリよりは大分高価だが、まあそんなに高い自転車ではない。

 一時は毎日40kmぐらい走っていたのだが、昨年の夏以来調子を崩してしまい、今はあまり走っていない。そろそろ涼しくなったら、自転車を再開するか、と思っているのだが、今年はなかなか涼しくならず、自転車再開はずるずる延びている。

 で、この「フィットネスミシュラン 茅ケ崎的カラダ変身プロジェクト」だが、茅ヶ崎の書店では「野口さんに続いて茅ヶ崎からベストセラーを」というようなポップと共に店頭に山積みになっている。「今度店に行ったらサインでも貰うか」と思い購入した。
 今晩さくさくと読み終わったが、なかなか面白い。「余分な筋肉は付けるな」など、普通のフィットネスの本とはひと味違う、やや癖っぽい主張を展開している。

 興味のある方はどうぞ。

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» エンゾ早川氏 [takafumi+style]
エンゾ早川氏の肩書きは「小説家」「自転車乗り」「釣り師」である。月刊誌BiCYCLE CLUB・BiCYCLE CLUB増刊自転車生活などに連載を持ちフィットネスミシュラン―茅ヶ崎的カラダ変身プロジェクトの著者でもある氏のショップADE STATION(住所:神奈川県茅ヶ崎市東海岸南1-2-5)を訪問しました。以前エントリしたように自転車に目覚め情報収集した結果、GIOSブルーと称えられるイタリアの名門GIOSにとても惹かれたのです。と言うことで、GIOSの専門家である氏に相談させていただこうと思い... [Read More]

Tracked on 2005.11.25 12:00 AM

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