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2005.11.01

「はやぶさリンク」:午後5時からの記者会見その2

承前。記者会見の内容です。レクチャーを聴きつつとったメモです。

今後のタッチダウンについて
 
・タッチダウン条件
 誘導分散は、半径30mの誤差を許容できる地形を選ぶ。
 接近する「はやぶさ」に対する地形の傾斜が30度以内であること。「はやぶさ」は太陽電池パドルに光を受け、同時に高利得アンテナで地球との交信を行いつつ降下する。この条件を満たすため。
 なるべく長野県・臼田にある地上局からの可視時間中に実施する。
 
 着地地点は、リハーサル、A点、B点を選定。リハーサル点は「ミューゼスの海」と岩塊域の境目、A点は、レゴリスに覆われた「ミューゼスの海」。B点は岩に覆われたウーメラ域。

#位置については、JAXA/ISASのホームページで画像が公開されると思います。

 B点は岩塊が多く、適地は直径25m程度の広さしかない。高低差も7mほどある。B点への着陸はかなりきびしいので、第一回目が終わった時点で場合によっては実施を再考する。行わない可能性もあり。

・スケジュール
 11月4日、午後2時頃にリハーサル点上空30mに降下し、ターゲットマーカー、マイクロ・ローバー「ミネルヴァ」を投下する。誘導航法精度の確認と、表面レゴリスの詳細観測を実施。

 11月12日、午後3時頃。A地点に降下し、試料採取を試みる。

 11月25日、午後3時頃。B地点に降下し、試料採取を試みる。

・試料採取地点の名前を公募する。

 小規模地形なので、着陸・試料最終地点は、世界的に公認された名前とはならない。発見者としてのJAXAが、その命名を宣言する。

 申し込みは以下のホームページで行う。11月上旬に開設する。

https://ssl.tksc.jaxa.jp/hayabusa/

 締め切りは11月30日午後5時。

 名称は関係者が選定し、タッチダウンの状況を見た上で、12月上旬に名前を公表する。

 質疑応答に入りましたが、とりあえずはここまで。

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