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2005.11.20

「はやぶさリンク」:タッチダウンできていた?

 ここまでの記者会見を聞いての個人的な印象。過去3回の降下では、今回のような、奇妙なホバリング(?)、セーフモードへの移行などは発生していなかった。

 とすると、これらは今回の降下に特有の事象によって引き起こされた可能性がある。すなわち、タッチダウン。

 タッチダウンしたが故に、姿勢が崩れて何らかの異常が発生、その結果セーフモードに移行したのではないか。

 セーフモードは、つまり「探査機は安定している」ということだ。最悪の状態ではない。

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Comments

うれしい予測です。
だといいですね!
松浦さんのおっしゃる事を信じて
次の情報を待つことにします。

Posted by: うにぞう | 2005.11.20 at 02:49 PM

本当に嬉しい予測です!
不安になっていましたが
落ち着いて次の情報を待ちたいと思います。
みんな頑張ろう!

Posted by: びっぐまむ | 2005.11.20 at 03:17 PM

松浦さんの分析をいつも楽しみにしています。タッチダウンの可能性があるかもしれないと言う予測に期待とともに大賛成です。これからもがんばってください。

Posted by: AI | 2005.11.20 at 03:31 PM

こんにちは。
この分野では素人ですが、お話を読んでいて現場の人たちのご苦労とか雰囲気が伝わってくるような素晴らしさに感激しています。

ところで、タッチダウンできたということですが、もしそれが本当なら「はやぶさ」をすぐ引き帰させるべきではないでしょうか?

つまり船体周囲に付いた泥とか埃を回収できれば良いわけです。地球近傍に「はやぶさ」を戻し、スペースシャトルを頼んで回収をすれば当初の目的が達成できます。おまけに「はやぶさ」本体も保存できます。一石二鳥ではないでしょうか。
もしそれに対して経費が高すぎるということであれば、スペースステーション近傍に滞空させておいて、あとで日本棟に乗り込む宇宙飛行士に回収させるとかESAを使うなど、別の手も考えられます。しかもこの回収は急ぐ必要はないわけです。
「いとかわ」への二度目の着陸はリスクが大きすぎます。この早期帰還方式が「はやぶさ」を壊したり燃料切れで回収不能にするより、確実性が高い方法だと思うのですが、いかがでしょうか? 諸賢方々のご意見をお伺いしたいです。

Posted by: 淳一 | 2005.11.23 at 07:49 AM

> 淳一さんへ
 スペースシャトルの打ち上げ代金でおそらくはやぶさが2回ぐらいうちあげられるので、金銭的なデメリットが大きすぎるのではないでしょうか?
 たしか概算で400〜500億かかっているはずです。

2度目の着陸はリスクが大きすぎるというのは同意見です。

Posted by: るー | 2005.11.24 at 07:04 PM

以下、一般論と個人的な意見です。

宇宙空間ですれ違った物体をキャッチする、というのは至難の業です。なぜならどちらもすさまじい速度で飛んでいるので、その速度・方向をしっかりあわせないと衝突して一気に破壊されます。
地球軌道を廻る衛星どうしであればまだ可能性はあるかも知れませんが、はやぶさは”惑星間航行機”です。すなわち地球軌道近傍の衛星よりもはるかにスピードも速く、その進行方向もバラエティーに富んでいます。これをキャッチするのは、地球軌道近傍しか廻れないシャトルじゃ無理です。おまけにシャトルの運行回数が激減していて使える可能性も限りなくゼロに近いのは、松浦さんが最近連載されている記事をお読みになればわかっていただけるかと思います。

個人的意見ですが、再サンプリングはやるべきだと思います。はやぶさはMUSESシリーズです。工学試験をやれるチャンスをみすみす逃すのは優先順位が違うと思います。またこれまでの運用を見ていてわかると思いますが、宇宙研の工学の方々は、運用に細心の注意を払われています。それにこれまでの経験の積み重ねが加わり、次回は更なる成果が期待できます。また入ってるか入ってないかを工学的にきちんと試していない現状では、仮に無事カプセルが帰ってきたとしてもギャンブル的な要素が大きすぎて、工学的にそれは成功だったのかどうかという問題も起きるでしょう。

そして最も重要な点は、これまで10年近くをこの探査機のために費やしてきて、そして今もその運用に尽力されている方々が、最も沢山の判断材料を持ちそしてその段階で最もベストの判断を行うと信じる事だと思います。固唾を飲んで見守ろうじゃありませんか。

Posted by: akiaki | 2005.11.24 at 07:47 PM

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Tracked on 2005.11.20 at 03:34 PM

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