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2005.12.14

「はやぶさリンク」:12月14日午前の記者会見

記者会見の様子です。

 出席者は川口淳一郎プロマネと、的川泰宣教授。

川口プロマネの説明

 12月8日午後1時15分頃の臼田局可視で、受信レベルの低下とレンジレートの減衰が発生。受信レベルとレンジレートがゆっくり減衰していることからガス噴出に伴い姿勢異常が生じたと推定される。

 12月8日時点で、はやぶさは化学推進の復旧待ち状態の状態。姿勢の安定を図るために周期6分ほどのスピン状態に入っていた。

 イオンエンジン用キセノン噴射による姿勢制御の能力は十分ではなかった。外乱トルクがキセノン噴射の制御能力を超えており、姿勢が崩れていくのを止めることはできなかった。
 探査機は現在、臨界ニューテーション角(これ以上のみそすり運動が起こると姿勢が大きく変動して探査機が“ひっくり返る”状態になる)を超えるコーニング運動(みそすりの首振り運動)に入っていると考えられる。

 12月9日以降、はやぶさとの交信は切れている。ただし解析の結果、復旧の可能性は60%ある。

 今後運用方針を、通常運用から救出モードへの転換が必要になる。救出モード運用は1年間継続する。2007年初めまでに復旧できた場合にはその時点からイオンエンジンを運転して2010年に地球帰還させる。

 はやぶさは受動的に安定するよう設計されており、げんざいのみそすり運動は最終的にZ軸(パラボラアンテナ回りの軸)の回転に収束するようになっている。

 現時点では12月8日の外乱によって、電源と通信回線の両方が常時確保できない可能性がある。

 現在はやぶさはイトカワとほぼ同じ位置にある。軌道不確定性を考えても地上局からの再捕捉はできる。

 解析結果によるとみそすり運動収束後に、太陽と地球との条件を同時に満たせる可能性は比較的高い。2006年12月までに復旧できる可能性は60%、2007年春だと70%となる。
 2007年春までにイオンエンジンを再稼働させれば、2010年6月の帰還が可能になる。

質疑応答

共同通信 外乱トルクの原因は、燃料のリークか、それは11月26日と27日に発生したものか。

川口 11月の両日に漏れたものが、探査機内の配管内や断熱ブランケット内などにたまっており、12月8日になって噴出したものと推定している。12月8日に噴出したのは燃料にして10ccとか8cc程度の僅かな量。しかし、現状のキセノン噴出ではこれでも制御しきれなかった。

毎日新聞 現状の通信状況を確認したい。姿勢復旧後のスラスター系復旧の見通しはどうなっているのか。

川口 探査機から何らかの信号を送ろうとすると指向性を持ったミディアムゲイン、ハイゲインのアンテナを使わざるを得ない。これはどれだけ電波ビームを絞って送信するかということだ。ハイゲインアンテナは、姿勢が少しでもずれると送信できなくなる。
 12月8日には、ミディアムゲインアンテナを使うモードのまま通信が切れてしまった。したがって、ローゲインアンテナ経由で地上からコマンドを送って、ローゲインアンテナを使うモードに入れなくてはならない。
 しかしローゲインアンテナでも電波を受かる範囲は60度程度であって、おおきなみそすり運動を起こしていると、ローゲインアンテナでも常時地上からのコマンドを受信できなくなる。現在はこの状態。
 現在の推定では、みそすり運動が通信可能なまでに減衰するのに1ヶ月以上かかる。現在はみそすり運動が減衰するのを待っている。

 この状態では電源が落ちて通信を司るコンピュータ待機状態に入る。これは、地上からのコマンドを受けるとリスタートするように作られている。従って、待機状態の間に温度低下などで機器が壊れない限り、地上からのコマンドで復旧させることができる。

 スラスター系は12月8日の時点で復旧には至っていない。ここからは推定になるが、リークに伴って遮断弁を駆動する配線が破損したかとも思えるが、同じ場所を走っている温度計測配線は生きている。何が起きているは十分な検討が必要。

毎日 スラスター系復旧の見通しはあるのか。

川口 復旧に努力したいと思っている。通信が復旧したらスラスター系復旧に入りたい。ただし、スラスター復旧過程で探査機全損ということもありうる。リスクを検討して慎重に進めなくてはならない。

東京新聞 首振りの大きさは収束の方向に向かっているのか。復旧確立が今後1年で60%の根拠は。

川口 収束は物理の法則である。首振り運動収束時に回転軸がどちらを向いているかが、復旧の鍵となる。これは確率だ。2006年12月までに通信可能になる確率は60%、2007年春までだと70%となる。


朝日新聞 3年延長により他の機器が故障する可能性は。また、その間の運用コストは。

川口 機器故障は当然可能性が上がる。ほとんど凍結状態から再立ち上げするので、先ほど出した確率は「70%の確率で地球に戻れる」ということではない。70%で通信復旧できる可能性があるなら、運用を続けようということだ。
 当然経費はかかる。政府と国民の判断によって非効率と判断されれば運用をやめざるを得ないが、昨日のJAXA役員会では、止めろということにはならなかった。これ以上はJAXA役員に聞いて頂ければと思う。

読売新聞 帰還日程の延期の感想を。

川口 私としては残念の一言である。順調にミッションが達成できることを期待していたわけで、3年間延びることで、リスクは増えるし運用も難しくなる。
 しかし、我々としては合理的理由から復旧はできると考えている。たとえ復旧したとしても、満身創痍であって地球帰還は容易ではない。少しでも可能性があるなら、帰還に挑む心づもりだ。

日経サイエンス スラスター系復旧と帰還の関係はどうなっているのか。

川口 現状、スラスター系の復旧を地球帰還の条件にしていない。探査機の温度を上げて漏洩ガスを十分に放出してから、キセノン噴射で姿勢を制御しつつ地球に戻る方策を考えている。この方法は現在完全に確立はしていない。その方向で検討を続けている。

相模原へマイク

月刊天文 サンプル採取について、その後見解に変化はないだおるか。現時点までにサイエンス的成果はどの程度出ているのだろうか。現在また大変な事態を迎えて、一連のトラブル対処について得られたもっとも大きな教訓はなにか。

川口 新たなデータダウンロードをできていないので、見解に変化はない。現在また探査機の状況が変わったので、データは消えてしまった可能性もある。電力がわずかでも供給されていれば、データは保持されるのだが、現状では確定できていない。
 サイエンス成果については、まだ公開していないものもあるが、出来るかぎり速やかに公表したいとサイエンスコミュニティは考えている。
 はやぶさのみが得られた情報は、かなり多い。これについてここで繰り返すことはないだろう。多少先にあるがきちんとしたまとめを公表することになるだろう。我が国として国民の税金でまかなわれた成果は、その成果を我が国が享受する必要があると考えている。データが拡散すると、他国の研究者が第一著者となるペーパーが出てしまう可能性もある。もちろん全世界への貢献も考えなくてはならない。
 エンジニアリングの成果では、トラブルシューティングのみならず運用全体で得られた成果を重要だと考えている。
 今回、サンプルリターンを全世界で初めて試みた。宇宙開発は過去、マスコミの監視の中、びくびくしながら、確実性の高いプロジェクトを実行してきた。しかし宇宙開発には、リスクを取っても先に進むということも必要なのではないか。

 高い塔を建ててそこへのぼってみれば新たな地平が見えるものだ。そのような塔を自ら建てるという意識を鼓舞したという点でははやぶさには意味があると考えている。

 現状、NASAもESAもサンプルリターンもおそらくプロポーザルを出せないだろう。少なくともはやぶさレベルまでは成功させなくてはならないから。
 だからはやぶさ2があるとすれば、これは日本にしかできないだろう。是非ともやりたい。

月刊天文 はやぶさ以降、似た計画は外国で立ち上がっているのだろうか。

川口 打ち上げ以降、海外からサンプルリターン、イオンエンジンといったプロジェクト提案が次々に出ている。これははやぶさが触発したものか。我々に共同実施の申し込みも来ている。これは、我々を巻き込まないとこわくて出来ないからだ。
 だが、私としては他国の計画に参加するのではなく、われわれが主導して次の計画を進めていってもいいのではないかと思う。これはJAXA全体の意見ではなく、私の意見だ。JAXAの意見と思われては困ってしまうのだが(笑いが起こる)

東京新聞 スラスター系を使わない帰還の方法とはキセノン噴射で行うのか。

川口 そうだ。

東京新聞 帰還段階になるとキセノン噴射は十分な力を発揮するのか。

川口 まず、姿勢と軌道は別物だ。イオンエンジンの運転には現状問題ない。しかし運転するには姿勢をきちんと保たなくてはならない。そのためにはキセノン噴射を使う。それはできると考えている。

共同通信 首振りが終わるとどういう状態になるのか。

川口 太陽電池に電力が供給できるかどうか、通信が確立できるかどうか、の二者択一であって、両方が成立する確率が60〜70%ということである。イオンエンジンを搭載しているのではやぶさはかなり大きな太陽電池パドルを持っている。イオンエンジンを運転していなければ、太陽の方角がかなりずれていても、復旧に必要な電力を発生できる。

産経新聞 今後数ヶ月の運用は姿勢安定を待ち続けるということか。

川口 2月上旬には姿勢が安定するので、運用をまばら、一週間に二三日にしてしてもいい時期となる。そうすれば秋頃までに復旧するだろう、という見積もりだ。
 現在は、切れ切れにでもコマンドが届く可能性があるので、自動的にコマンドを送信し続ける仕組みを動かしている。

ネイチャー NASAやESAはそのようなプロポーザルを出せないということをもっと説明して欲しい。

川口 NASAやESAにケンカを売っているつもりはないのですが(笑いが起きる)…ASIMOが走りましたけれど、すぐにあれをやれといってもできない。宇宙開発はポリティカルに進めざるを得ない。税金を使っているので確実性の高いことを追求せざるを得ないのだ。あくまでも個人的見解ですよ(笑いが起きる)。
 しかし、これを続けていると、確実な技術を組み合わせて行う宇宙開発が主流になってしまう。オフザシェルフテクノロジーという。アメリカのスターダストはこれだ。
 これは行政的には非常に考えやすい計画だ。安いし安全。うまくサイエンスの目的に合致すれば非常に効果的である。
 しかし、オフザシェルフテクノロジーは、棚の上の出来合い技術がなくなれば、そこでお終いだ。
 その時に、NASAやESAが、出来あい組み合わせの状態からポリシーを転換できるかどうか。私は難しいと考える。有能な役人であるほど、転換に躊躇すると思う。
 しかし我々ははやぶさをやったおかげで、例えば「小惑星への着陸まではできます」とはっきり言うことができる。共同研究の申し込みが多い背景には、我々なら「できる」と言い切れるということがあると考えている。
 くれぐれもNASA、ESAの悪口を言っているのではないことを付け加えておく。

毎日 地球に帰還できる確率はどの程度か。

川口 健全な探査機ならかなり自信を持てるのだが、現状はくしゃみひとつで危篤に陥る状態である。帰還は、重病人にポストまで歩いて貰ってはがきを出そうとしているようなものだ。イオンエンジンは4基中1基生きていれば帰ってこれるので、非常に条件は緩い。2007年帰還だとイオンエンジンが健全でなくてはならなかったが、2010年になったことでイオンエンジンにかかる負荷は非常にゆるくなっている。もちろん長時間になることで故障確率は上がるのだが。

毎日 12月7日時点と比べてもっと難しくなっているのか。

川口 私は同じと思っている。温度が下がるとスラスター酸化剤も凍る。凍ると体積が縮小するので、新たな漏洩が発生する危険性もある。さまざまなファクターが存在して予測は難しい。しかし新たなトラブルがなければ、帰還が難しくなったというわけではない。

NHK 現状ビーコンも含めて通信は切れているのか。バッテリーが放電しきったことで問題はないのか。

川口 ビーコンも含めて切れている。バッテリーは帰還には関係ない。姿勢さえ正しくとれて太陽電池が電力を発生できれば帰還できる。

NHK 探査機温度は、完全に電源ダウンしても大丈夫なのか。

川口 想定外ではある。ヒーターが切れてしまうので、探査機内部は、事前の想定外の温度となる。きびしいことは間違いない。

NHK 12月8日にどの方向からガスが噴出したのか。

川口 現状では分かっていない。

エクスナレッジ 未公開データで、これからどのようなものが出てくるか分かる範囲でお聞きしたい。

川口 もちろん高精細画像がある。高精度の重力マッピング、赤外とX線分光の結果…ジャンルとしてはコレまでに説明した通り。初期解析の結果は来年2月の初めに集まる。来年3月ジョンソン宇宙センターで月・惑星に関する大きな会議があるので、そこで成果を出していくことになるだろう。

月刊星ナビ 今ホームページ上ではミッション達成度は200点になっているが、現状の採点はどうなっているか。

川口 残されているのはカプセルの再突入だけである。大きな要素としては、4つまで終わった…といいたいところだが、サンプル採取が非常に曖昧なってしまっている。7割以上はできていると考えている。
 打ち上げ前の採点表で100点を超えれば、私としては同じだと思っている。加点法で見てもらえれば私としては満足である。

エイヴィエーションウィーク 帰還の時はイオンエンジンを止めてキセノン噴射で姿勢修正、またイオンエンジン起動という手順を踏むのか。またキセノンの凍結はありうるのか。

川口 運用はその通り。マイナス110℃でキセノンは凍結するが、太陽が常時当たっているのでそこまで温度が下がることはないと考えている。

月刊天文 帰還場所は2010年でもオーストラリア・ウーメラか。また帰還で最も難しいのは。

川口 帰還はウーメラ。もっとも難しいのは姿勢維持だ。ホイールもスラスターもトラブルを出してなお運用をできているのが奇跡のようなものだ。スラスター系はリスクを十分考えつつ復旧を図らねばならない。キセノン噴射による姿勢制御は、通常ならば足りるのだが、くしゃみひとつで危篤ということなので、きびしいことは変わりない。

NHK 7年以上の運用となるが設計寿命は尽きないのか。

川口 探査機の設計寿命は4年。それを超える運用となる。

読売新聞 今後の探査機に影響を与える可能性はあるのか。

川口 現在開発フェーズにあるプロジェクトでは、臼田局の利用時間に干渉が生じる可能性がある。現状では月探査機「セレーネ」がある。これはうまく時間をシェアできると考えている。以後、2010年までという範囲では大丈夫だろう。

的川 最後に一言。どうも取材ありがとうございます。しばらくは報道は収束するでしょうが、徹夜取材ありがとうございます。今回は「おおすみ」以来の取材体制を敷いて貰いました。昨日、論説委員との懇談がありましたが、現場の記者の方と大分温度差があるのを感じました。現場の記者の方の熱気が上に伝わっていないと感じましたので、皆さん、よろしく御願いします(笑いが起きる)。
 今回、僅か数ヶ月ではやぶさチームも大きく成長しましたし、「こんなミッションをやってみたい」という若手も出てきました。JAXA役員の間でも「これはサポートせねば」と言う雰囲気がでてきている。
 今後ともニュースがあればなるべくひんぱんに出していこうと思っている。
 今後ともよろしく御願いします。

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Comments

まあ気長にやりましょうや。

Posted by: 2ダ | 2005.12.14 at 11:34 AM

Collaborative translation project has started working at http://mole.den.hokudai.ac.jp/jspace/index.php?LbyD%2F20051214-2

Posted by: Mishima | 2005.12.14 at 11:41 AM

がんばれ、がんばれ「はやぶさ」!
人間?、辛抱だ。
プロジェクトスタッフの皆さんに敬意を表します。

Posted by: かもめ | 2005.12.14 at 12:39 PM

「はやぶさ」がんばれ!!
「運用チームのみなさん」お疲れさまでした(まだミッションは続いていますので最後までよろしくお願いします)

今回の「はやぶさ」関連記事、大変興奮して見ています
これほど内容がちゃんと公開されたことに新しい日本の姿が見えるような気がします
松浦さん、運用チームの御努力、御苦労、に感謝いたします
最近暗いニュースばかりが流れていますが、輝いて見えます
たとえ「はやぶさ」がどのようになっても得られたノウハウは大変な物ですねコストパフォーマンスで言えばNASAよりもすごいですね。
後はマスコミ、世間が正当な評価を下せるように
また、このノウハウを無駄にしないで次の新しいミッションに生かすべく皆様のご協力をお願いします。

Posted by: プヒ | 2005.12.14 at 01:17 PM

「はやぶさ」がんばれ!!
「運用チームのみなさん」お疲れさまでした(まだミッションは続いていますので最後までよろしくお願いします)

今回の「はやぶさ」関連記事、大変興奮して見ています
これほど内容がちゃんと公開されたことに新しい日本の姿が見えるような気がします
松浦さん、運用チームの御努力、御苦労、に感謝いたします
最近暗いニュースばかりが流れていますが、輝いて見えます
たとえ「はやぶさ」がどのようになっても得られたノウハウは大変な物ですねコストパフォーマンスで言えばNASAよりもすごいですね。
後はマスコミ、世間が正当な評価を下せるように
また、このノウハウを無駄にしないで次の新しいミッションに生かすべく皆様のご協力をお願いします。

Posted by: プヒ | 2005.12.14 at 01:17 PM

やはり延長ミッションになるようですが
まぁ仕方がないのですね

会見でいいたい事言ってくれましたね、
ここまで運用してきた自信とノウハウ
の強みが伺えますね
共同研究の話もあるようで。。

やはり何事もですが、特に深宇宙探査は
リスクを負っていかないと
先に進めない事も多いと思います
こういうリスクに率先して予算をかけれるのが
真の先進国だと思いますね

是非はやぶさ2を実現して欲しい
はやぶさチームの長い戦い自分も長い目で
応援してます!!!!

Posted by: ST | 2005.12.14 at 01:22 PM

負けるなはやぶさ 戻って来いよー 絶対戻って来るんだぞー
税金を払う一人として、心からはやぶさチームを応援します。チームの皆さん、ずっと応援してますよ。忘れないよ!
私は未来に希望を作る宇宙開発を、自分の飯を減らしてでも支持します。
税金増やしていいから、宇宙開発をして夢を創って下さい。生きる望みが欲しいです。でないと世の中殺伐とし過ぎています。
はやぶさ2 期待しています。

Posted by: 抹茶 | 2005.12.14 at 06:48 PM

「はやぶさ」の危機的状態をオープンにプレスリリースしてくれた川口先生。
詳細の取材内容を公開してくれた松浦さん。
ありがとうございます。一般人にも現在の状況を理解できる内容でした。

地球帰還が延期となり、地球帰還ミッションがますます難しくなっている事は、残念です。が、まだまだ、JAXAと運用チームの皆さんが「はやぶさ」運用を諦めていない事を知って安心しました。
JAXA運用チームの皆さんがんばれーー。
これからも、一般人ながら、応援していきます。

「はやぶさ」の今後のミッション遂行とあわせて、『何が、どんな状況で、どうして起きたのか?』と言った、トラブル原因の詳細調査究明についても引き続き、頑張ってほしい。(今後の宇宙探査機開発の技術蓄積のために。。。)
#予算確保とか民意を獲得るのが大変かもしれないけど。はやぶさ2号の開発が将来、実現することを期待してます。。(^▽^)

Posted by: てらぽん@藤沢 | 2005.12.14 at 07:18 PM

Press Conference on 14th Dec.

Here are details of the press conference. Prof. Junichiro Kawaguchi (Project Manager) and Prof. Yasunori Matogawa attended.

Explanation by PM Kawaguchi:

During the operation via Usuda station at around 1:15pm on 8th Dec, we had decrease both in signal level and the range rate from Hayabusa. Because they are decreasing slowly, we suspect it was caused by attitude disorder occurred from blowout of leaking gas.

At that time on 8th Dec, Hayabusa was in the state waiting for recovery of chemical propulsion system. It was in the spinning state with the period of about 6-min in order to help the operation to stabilizate its attitude.

The capability of attitude control with xenon jets for the ion engines was not sufficient. The disturbance torque is larger than the capability of xenon jets, and we could not stop the loss of attitude balance.

It seems that the vehicle is now in coning motion surpassing the critical nutation angle (If the vehicle in coning motion surpasses that angle, the attitude changes drastically and the vehicle turns "upside down").

Since 9th Dec, communication to Hayabusa has been stopped. According to our analysis, however, there is a 60% chance for the recovery.

From now on, we have to switch the operation policy from the regular operation to the salvation mode. We will continue the salvation mode for one year. If we can recover the vehicle by the beginning of 2007, the ion engines will ignite from that time and it will return in 2010.

Hayabusa is designed to stabilize passively, and the current coning motion will eveutually converge to the rotation around the Z axis (around the parabola axis).

It may be difficult to maintain both of the power and communication line concurrently at this moment, from the disturbance on 8th Dec.

Presently, Hayabusa is in almost the same position as Itokawa. Uncertainty of the orbit (note by translator: snipped in the original article. According to JAXA press release, I suppose "Even if supposing the uncertainty of the orbit, we can track the vehicle by orienting the Usuda antenna to Itokawa, and the risk of losing Hayabusa will be minimal.")

According to our analysis results, the possibility to satisfy the condition among the sun and the earth is relatively high after convergence of coning motion. The possibility of recover by Dec 2006 is 60%, and that by the spring of 2007 is 70%.

If we could re-ignite the ion engines by the 2007 spring, the vehicle will be able to return to the earth on June 2010.

Questions and answers session:

Kyodo Press: Was the disturbance torque caused by fuel leak? Is it the same leak occur on November 26th and 27th?

Dr.Kawaguchi: Fuel leaked twice on November was pooled in the pipes and insulation blankets. We presume that the pooled fuel blew out on December 8th. Blown fuel was very little as just 10ml or 8ml. However Xenon jet could not control the disturbance.

Mainichi Shimbun Press: I would like to confirm present communication status. And what do you think about recovery of thruster system after recovery of position?

Dr. Kawaguchi: We need directional medium-gain and high-gain antenna, to receive any signal from the probe. That is, we need good convergence of the radio beam. High-gain antenna cannot be used with very little attitude alignment mismatch. On December 8th, we lost connection while we were still in medium-gain antenna mode. So we need to send a command from the earth to switch to low-gain antenna operation through low-gain antenna. However, the wave-receiving range of the low-gain antenna is approximately 60 degree. With very unstable axis coning movement, it is impossible to keep receiving command from the earth even using low-gain antenna. The coning movement takes about one month to be stabilized enough to regain communication. Now we are waiting for that.

In this status, the probe’s communication computer enters stand-by mode by shutting down the power. This probe is designed to restart from the mode with the commands from the earth. Thus, unless the equipments are broken from lower temperature, the probe should be recovereable with commands from the earth.

Thruster system has not recovered on December 8th. It is just a speculation, but wiring to drive shutting valve could be broken by fuel leak. On the other hand, another wiring for thermometer running the same place is still working. Something may be happening.

Mainichi Shimbun Press: Is there possibility for the recovery of thruster system?

Kawaguchi: We'd like to try recovering it. After recovery of communication, we'd like to start recovery for the thruster system. But there is a risk of total loss of the vehicle during the recovery process. We must get things going carefully considering the risk.

Tokyo Simbun Press: Is the coning motion converging? On what do you base the recovery chance of 60% over the coming year?

Kawaguchi: Convergence is based on the physical law. The direction of the rotation axis after convergence is a crucial key for the recovery; it's a matter of probability. The probability of communication recovery by Dec 2006 is 60%, and that by the 2007 spring is 70%.

Asahi Shimbun Press: Is there a possibility for failures of other equipments from three-year extension? And what about the running cost during the extension?

Kawaguchi: Of course, the probability of equipment failures will increase. We have to restart them from the almost freezing state. The figures I put before does not mean that "it can return to the earth with 70% probability"; it means that "for the 70% probability of communication recovery, we will continue the operation."

It costs, of course. If the government and citizens think it's not worth their money, we have to abandon the operation. But the JAXA committee on yesterday did not say we should give up. For details, please ask the JAXA officers.

Yomiuri Shimbun Press: Please tell us your impression about extension of return.

Kawaguchi: Very depressing for me. I expected the achievement of the mission in good condition; the 3-years extension will increase risks and make the operation harder.

However, we think we can recover with good reason. Still, even if it's recovered, the probe is fill of wound now and the return trip will be very hard. Yet, if there is any chance, we have a will to give it a try.

Nikkei Science: How will the recovery of the thruster system affect the return?

Kawaguchi: Currently, the recovery of the thruster system is not the requirement for the return trip to the earth. We have a plan of return trip by controlling the attitude with xenon jets after we get the leaked gas out of the probe by heating the vehicle. It is still in the planning phase, and we are studying its viability.

(Next from the Sagamihara campus...)

Astronomy Monthly(Gekkan Tenmon): Are there any change in your view on the sample retrieval after these events? How much scientific discovery could you make out at this point? You're experiencing another difficult situation now, what is the biggest lesson you've learned in these troubleshooting experience?

Kawaguchi: We haven't been able to download any new data, so our view is still unchanged. Status of the vehicle did change, and there are possibility of data being lost. If minimum power supply is available the data will hold, but we can't tell for sure at this point.

As for scientific discovery, we still have undisclosed informations, but the science community plans to open them to the public as soon as possible.

There are considerable amount of information that only Hayabusa could gather. We won't be repeating on its content for today. At some future date we will publish a formal summary. I consider that these results funded by national taxes should be primarily available to this country. We fear that if these data spread, any researcher from other countries could release a paper as first author. And of course contribution to the world must be considered, too.

As for achievements in engineering, we think that achievements in overall operations have a prominent importance, not only in troubleshooting.

We attempted the first sample return in this world. Space development in the past was nervously carrying out projects with solid chance of success under close watch by the mass media. But we think it is also neccesary to take risks and go on forward for the space development to progress.

If you build a hight tower and climb it you will see a new horizon. Hayabusa has inspired the morale toward building such tower on our own, and I think Hayabusa was meaningful on that account.

I suppose that neither NASA nor ESA can issue a proposal on sample return right now. At least they have to have success to the level of Hayabusa for that. So if there is Hayabusa 2, it would be something that only Japan can do. We look forward to it by all means.

Astronomy Monthly: Are there any similar plans outside Japan after Hayabusa?

Kawaguchi: Numerous project proposals like sample return or ion engines have emerged after the launch. Maybe Hayabusa did touch these off. We're receiving proposals for joint operation. This is because they fear there is too much risk to do this alone, they have to have us involved. But I think we can take the lead on the next plan, rather than just to be in part of the plans from other countries. This is my personal opinion, not of JAXA as a whole. I'll get in trouble if you get this as a consensus in JAXA.(laughter in the audience)

Tokyo Simbun Press: Does the return method without the thruster system utilize xenon jets?

Kawaguchi: Yes.

Tokyo Simbun Press: Can the xenon jets generate sufficient power in the return phase?

Kawaguchi: First, the attitude control and the orbit control are different matters. Operation of the ion engines has no problem now. But in order to operate them, the attitude has to be maintained properly. We will use xenon jets for that. We think we can do it.

Kyodo Tsushin Press: What will happen when convergence of coning motion stops?

Kawaguchi: It has two alternatives, whether the power can be provided to the solar batteries or not, and whether the communication can be established or not; The possibility that both conditions are satisfied is 60-70%. Hayabusa has quite large solar battery paddles for its ion engines. When it does not use the ion engines, they can generate power enough for recovery, even if the direction of the sun is not aligned considerably.

Sankei Shimbun Press: Are you going to wait for stabilization of the attitude in the operation over the next several months?

Kawaguchi: By the beginning of February, the attitude will be stabilized and we can decrease the frequency of the operation, to two or three days in a week. Then it will recover by the autumn. That's our estimation.

Currently, there is a possibility that fragments of commands reach the vehicle. So we are automatically and continuously transmitting commands.

Nature: Please tell me details about that NASA and ESA cannot provide such proposals like yours.

Kawaguchi: I have no intention of picking a quarrel with NASA or ESA (laughter in the audience) ... You may have seen the demo of running ASIMO, but if you ask if we could pull off that kind of stunt, we can't, at least in a short period of time. We have to consider political context in space programs. We are required to pursue the matters with high feasibility because they are tax-supported. Please note it's just my personal opinion. (laughter in the audience)

But, this tendency leads to the mainstream of the space development combining established technologies, called "off-the-shelf technology". Stardust by NASA is one example.

This plan is very easy to consider from the administrative view; Cheap and safe. Highly effective if it matches to the scientific purpose.

However, off-the-shelf way has no future, if there exist no more ready-made technologies on the shelf.

When such time comes, can NASA or ESA really shift their policy from combination of ready-made technologies? I think it will be hard. The more capable a bureaucrat is, the more hesitation he feels, I think.

But, because we have experienced the Hayabusa mission, we can say distinctly, for example, that "we can do at least the landing on an asteroid." A large number of application of research collaboration for us indicates the background that we are the one who can declare "we can do it".

Again, let me make sure that I don't intend to speak against NASA or ESA.

Mainichi Shimbun Press: How much is the chance of succeeding to return to the earth?

Dr. Kawaguchi: If Hayabusa is healthy, I will be confident of the return. But present condition of the probe is like a ill person that could be drop dead with a sneeze. Returning to the earth is like telling serious ill person to go to a postbox far away and drop a mail. Fortunately just one of four ion engines is enough to bring Hayabusa back to the earth. The condition is not very strict. To be back in 2007, all ion engines had to be healthy. But changing the plan to 2010 made requirment for power from ion engines much smaller. Of course, long term flight increase the possibility of failure.

Mainichi Shimbun Press: Is it getting worse than the situation on 7th December?

Kawaguchi: I think it stays unchanged. Drop of the temperature freezes the thruster oxidant. It causes the decrease of its volume, increasing the risk for another leakage. There are various factors and prediction is difficult. But it does not mean more difficulty in the return, for there are no new troubles.

NHK: Is the communication suspended currently, including the beacon mode? Isn't there any problem by complete discharge of the batteries?

Kawaguchi: it is suspended including the beacon. The batteries are of no concern to the return. As long as the attitude is proper and the solar batteries can generate the power, it can return to the earth.

NHK: Is the vehicle temperature OK, though the power is completely down?

Kawaguchi: It's unexpected. Because the heaters are off, the inside of the vehicle is in the temperature unexpected in advance. No doubt it's severe.

NHK: From which direction did the gas blow out on 8th December?

Kawaguchi: We don't know now.

X-Knowledge: I'd like to ask you what kind of unreleased data will be released from now on, as far as you know.

Kawaguchi: High-resolution images, of course. Gravity mapping with high precision, results of infrared and X-ray spectrographs ... the genre is as explained so far. Results of initial analysis will be corrected in the beginning of next February. A large-scale conference on the moon and planets will be held at Johnson Space Center in next March. We will release results there.

Monthly Star Navigation (Hoshi Navi): On the JAXA's website, success criteria for Hayabusa mission is 200 points now. How is the current rating?

Kawaguchi: Only the reentry of the capsule remains. As for big factors, four of them have finished ... I'd like to say so, but sampling result is now quite ambiguous. I think 70% has been completed. Once the rating as defined prior to launch reached 100 points, the succeeding points acquired are the same to me. I'll be satisfied if you evaluate it in good-mark system.

Aviation Week: In return to the earth, do you go through the procedure of stopping the ion engines, attitude modification by xenon jets, and restart of the ion engines? And can the xenon freeze?

Kawaguchi: Exactly for the operation procedure. While xenon freezes at -110 degrees Celsius, we think the temperature will not decrease that far because the sunlight always shines it.

Astronomy Monthly: Even on the return in 2010, will the return point be Woomera, Australia? And what is the most difficult in the return?

Kawaguchi: The return point is Woomera. The most difficult thing is sustenance of the attitude. It is almost a miracle that we can keep operation even though the wheels and thrusters have troubles. The thruster system have to be recovered after enough and serious consideration on risks. Attitude control by xenon jets is sufficient in usual situation, but now it's also severe under the situation to be almost in critical condition by just one sneeze.

NHK: Won't the designed life be expired in more than 7 years of operation?

Kawaguchi: The designed lifespan of the vehicle is four years. This operation exceeds it.

Yomiuri Shimbun Press: Is there any influence on other probes from now on?

Kawaguchi: In some projects in the developing phase now, there may occur the interference in utilization time of Usuda Station; SELENE, the moon probe, at this situation. I think it can share the time successfully. After that, it will be all right up to 2010.

Prof. Matogawa: Final word. Thank you very much for your media coverage. The coverage will converge for a while, but anyway thank you for your all-night coverage. This time we had the largest coverage system since the "Ohsumi" (the first Japanese satellite launched in 1970) mission. Yesterday I had a meeting with newspaper editors, and I felt a significant temperature difference from frontline press reporters. I thought that your enthusiasm in frontline reporters is not spread to the higher level. Please propagate it above (laughter in the audience).

This time, Hayabusa team have grown greatly in a few months, and some young members have proposed new mission ideas. Among JAXA executives, an atmosphere that "we must support them" have been coming up.

We will continue releasing our news frequently.

We appreciate your continued understanding and cooperation.

( Translated by JSpace http://mole.den.hokudai.ac.jp/jspace/ )
よろしくお願いいたします.

Posted by: nao | 2005.12.14 at 07:55 PM

読みました。これから長い戦いになりそうですね。

そして、少し前にこちらのblogで話題になった疑問も、明確に答えていましたね。まさかそれを見て答えたわけではないのかもしれませんが、非常に勇気づけられました。

↓その疑問と回答
「マスコミの監視の中、びくびくしながら、確実性の高いプロジェクトを実行してきた。しかし宇宙開発には、リスクを取っても先に進むということも必要なのではないか。」

これに続く計画が出ることを期待して。

Posted by: あきゆき | 2005.12.14 at 09:07 PM

イトカワ着陸からこちらをチェックしておりました。「本家」よりくわしい情報をありがとうございます。はやぶさは目隠しでラジコンヘリを操縦しているイメージをもっていますが、スタッフのそういうもどかしさも伝わってきます。

はやぶさは「史上初の成果」があったにもかかわらず、リアルタイムの着陸映像がない、現在のトラブルも状況がすべて把握されていないことからマスコミ受けが悪い(イコール一般に理解されにくい)のが実情と思います。ここで帰還遅れの選択は、たいへんなことだと思います。確実にミッションを成功させることが今後につながる道だと思います。サンプル回収はもちろんですが、2010年まで時間があるならスペースシャトルではやぶさ本体の回収する計画など大逆転の成果をあげられないものでしょうか。(高度など専門的なことはわかりませんが)

Posted by: KO | 2005.12.14 at 11:27 PM

>>KOさん
小生、天体物理学はド素人でキチンと計算した訳じゃないですけども。
#KOさんのコメントにたして揚げ足を取る意図ではないです。。(_ _)

惑星間航行速度で地球近傍に飛び込んで来る「はやぶさ」を、スペースシャトルが追いかけて行って回収するのは無理かと。
しかも、はやぶさが通過する高高度(地球~月の中間地点でしたっけ?)までシャトル単体では上昇できないですよね。

でも、リターンバックして来た探査機を回収するミッションってのは面白いアイデアですね。
宇宙ステーション(ISS)から打ち上げる方式の回収ロケットを設計開発すれば、技術的には可能かなあ。。(^^;;)
#「はやぶさ」回収ロケットが3年間で実現できるかは別だが。。。

Posted by: てらぽん@藤沢 | 2005.12.15 at 05:56 PM

またおじゃまします。つっこみありがとうございます。
高さだけでなくスピードの問題もありましたか。回収が実現すれば、いろいろな不調の原因を検証できる、成果を実物でお披露目できる、米国さんの顔をたてることができる(笑)といいことずくめなんですけどね。私は1回目の着陸での「尻もち痕」をぜひみたいです。

Posted by: KO | 2005.12.15 at 10:24 PM

>>KOさん
小生も、個人的には、2010に地球圏に帰還した「はやぶさ」オービターを可能であれば、回収してほしいなと思ってます。

でも、「現在の人類の技術力」では、はやぶさオービターの回収は無理と思えます。(たぶん、その事を事前にJAXA運用チームが技術検証して、)大気圏突入カプセルだけを回収収容する方式にしたんだと推測します。

#以下、宇宙オタクの戯言かもしれませんが。
もし、2010年までに人類が月公転軌道まで活動拠点を広げる事ができていれば、もしかして。。。。。。
(月面上、月公転軌道上のラグランジェポイントに有人ステーションを構築している状況。って意味)

(1)地球帰還カプセル投下時までに「はやぶさ」を減速して月公転軌道以内の地球周回軌道に遷移出来る事。
(2)2010に人類の宇宙活動範囲が月公転軌道まで拡大しており、かつ、月~地球間往復ロケットが運用レベルに達している事。
(最低限、アポロ宇宙船レベルでも可かも。)

上記、(1)、(2)が実現されておれば、KOさんのご指摘された「はやぶさ」回収ミッションは、理論的(空想的かな?)には可能ではないかと思える。
#月公転起動周回に遷移した「はやぶさ」を「有人(もしくは、無人)月軌道宇宙船」で回収に行くってミッションですね。。

2010年の未来でも、こんな大掛かりなミッションは人・物・金が大量に掛かると思われるし、机上の空論(夢物語)に過ぎないかもしれないけど。。(^^;;)

Posted by: てらぽん@藤沢 | 2005.12.16 at 06:20 AM

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