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2005.12.25

「はやぶさリンク」:お願いが2つ

 日経新聞の清水正巳編集委員の記事を取り上げた前記事に、多くのトラックバックとコメントを頂いきました。

 引き続き、発言とトラックバックをお願いいたします。

 はやぶさリンク開始以降、このページを見ているマスコミ関係者も増えたようです。おそらくここへの書き込みとトラックバックは、プロフェッショナルのメディア関係者も読んでいると思います(毎日の元村さんもいらっしゃいましたし)。

 そこでもう一つお願い。清水委員への個人攻撃ととれる罵倒的な書き込みは控えてください。問題にすべきはあくまで、清水委員が書いた記事の内容です。特にそういう書き込みが多数というわけではないですが、もの言うときには背筋を正してということで。

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はやぶさリンク」カテゴリの記事

Comments

折よく、Blog「Life is Beautiful」にて、ディベートは・・・、
http://satoshi.blogs.com/life/2005/12/post_9.html
で、「相手の意見」は幾らでも攻撃して良いが、「相手の人格」を否定したり攻撃するのはマナー違反である、と。

Posted by: p.antenna | 2005.12.25 03:34 PM

松浦様,中華大帝国万歳様,及び各位様
 最近立ち寄った,一宇宙ファン(STARTRECKファンでもあり)として愚見を述べさせてもらいます。

松浦様へ
 私が,今回の「はやぶさ」の活躍と冒険及び困難を知ったのは,インターネットでのニュースからでした。
 そのニュースとは,JAXA/ISASのサイトでの「はやぶさ」着陸とサンプル採取中継ブログのアクセス
が予想を大きく超える数で大フィーバーしたというものでした。
 私は,うかつにもそこで始めて「はやぶさ」ミッションを知り,日本人の一人としてそのような先端的な宇宙
探査ミッションが実行中であることに驚きかつ大変嬉しくなりました。そして,JAXAもなかなか味なこと
をやるものだと感心しました。
 その後,NHKのクローズアップ現代で松浦さんが出演して,早口で誠心誠意「はやぶさ」ミッションの説明
と啓蒙を図っていらっしゃるのを視聴して,この松浦さんのサイトを閲覧してみようと思いました。
 いろいろ,即席で勉強させていただき,松浦さんを始め多くのボランティアの協力によりネットでの啓蒙が
従来からすると大きく進展して,JAXA/ISASもかなりそれに依存し,その応援もあって先ほどの中継
ブログの企画や実施もできたのだと分かりました。
 このような,良質のサイトを運営して頂き,私のような一宇宙ファンとしては大変感謝しています。
 先日の火星探査機「のぞみ」の活躍と苦境に,やや落胆した人も多かったと思いますが,今回の「はやぶさ」の
活躍と冒険には大勢の人が勇気を与えられたと思います。
 ミッションの成功・失敗は,情報公開が大変困難なものだと容易に予測できますが,今回の「はやぶさ」の
JAXA/ISASによる記者会見等が大変丁寧で驚きました。それは,「そのミスは発表しないで隠しておけ
ばよいのに」というレベルであり,民主主義国というのはこのように情報公開するものなのだなーと,あきれる
ほどでした。
 そして,そのような情報公開を影で支えているのが,松浦さんを始めとするネット等でのボランティアの
啓蒙活動であると思いました。火星探査機「のぞみ」の場合は,このような詳しい情報公開はなかったと記憶
しています。そして,ミスや小失敗も含めた情報公開は,足を引っ張るイジワルな批判も招き,これに従来
から文系の経営者やデスクをかかえるマスコミにも含まれることは,遠く原子力船「むつ」,高速増殖炉「もん
じゅ」,H2Aロケット打ち上げ失敗等で,我が国のマスコミ報道の一貫した姿勢であります。
 また,その際には政府及び担当役所での「小賢しい隠蔽工作とその露呈」がありました。このような悪の連鎖
を断ち切って,日本が本当の技術立国を達成するには,新技術への戦略的挑戦の継続が欠かせません。宇宙
探査は,このような中では中心となる分野であり,かつ民間企業が参入できない分野でもあるので,政府管轄
の研究機関の応援と厳しい激励が欠かせません。
 松浦様には,今後もこのサイト運営を始め,ぜひ宇宙探査分野等の良心的評論家として,自信を持って活動
を続けて頂きたいと思います。

 さて,今回の清水氏の評論についてですが,評論ですので自由なスタンスでの論評は全く自由であり,だか
らこそ一般読者からの批判も自由であると思います。
 文脈から,清水氏は失敗と判断した,と読めますが,その判断の根拠を明示する表現が不十分だと思われま
す。少ない予算で,しかし国家的に見て重要で必須の探査技術の習得と挑戦的な「サンプルリターン」の双方を
目的にしているミッションであり,この分野にも十分親しまれているマスコミ記者の評価としては,厳しすぎ
るように思われます。
 具体的には,「自律航法,イオンエンジン長時間航法,小惑星ランデブー観測,小惑星着陸・離陸」等に対
する評価は「飛行だけが目標というのではあまりにも情けない」と一言で片づけられている。
 失敗判定の理由は「資料採取失敗の模様?,地球帰還危ぶまれる」に加えて「様々や局面でヤキモキさせた
信頼性の欠如」とある。清水氏の「はやぶさ」評価の比較対象は何だろうか?米国NASAの小惑星探査機
「シューメイカー2001」,「DS11999~2001」であろうか?これらは,過去に類似の技術をクリヤーして,
ミッションを成功させた。だが,その目標は小惑星ランデブー観測,着陸までである。ここまでは,
「はやぶさ」も十分に達成した。確かに世界初ではなかった,EUのように木星衛星タイタンへの着陸観測ほど
派手さはない。しかしこれを素直に評価できないのは,科学記者として度量が狭すぎるのではないだろうか。
 そして,「はやぶさ」は離陸した。その後は重大な制御不能に陥っているが,復旧の可能性も運用チームが
探っている。これが復旧に成功して地球帰還が達成されれば,DS1の2001年奇跡の大復旧を超える素晴らし
い運用になる可能性が大きい。
 この段階で段落タイトル「失敗を成功と言い繕っていないか」は,余りにも冷淡に過ぎ,大テーマの「研究の
失敗に寛容な風土」に大反対している文脈になっている。いったい清水氏は,どちらを主張しているのか?
両方の意見をただ単に併記して多くの意見に合わせているだけなのだろうか?

中華大帝国万歳様
 貴方の博識,頭脳の優秀さ,他人を批判する知力には脱帽しました。
 そして,残念なのは,それ以上に良心的な活動に苦労されている科学者,精一杯応援されているボランティ
アに対する,意地悪さ,批判という名の中傷を弄ぶ精神の貧困さにも恐れ入りました。匿名性である掲示板に
頻発する,批判者という名のこのような投稿には残念でなりません。
 具体的に,意見を述べます。
 1.貴方は松浦さんの意見を批判しています。他人の批判をする人が,ハンドルネーム等で質問・要請を受
  けたのに,一切応答しないというのは礼儀に反します。
   きちんと,質問に答えた上で正々堂々と批判をして下さい。
 2.他人のサイトを訪問して批判する場合のマナーが悪すぎて,正当な批判か単なる悪ふざけか判断に迷いま  す。
   「いつもながら笑わせていただけるブログ」「カルト化」「松浦流詭弁」「オタク丸出しのインネン」
  「魔女狩り」「根が腐っている」等。これでは,自己満足の,顔を見せないでの単なる悪ふざけ,悪口になって  しまいます。
   また,松浦氏のプロ評論家としての活動に対するお節介な冷笑,中傷は,悪意を露呈しています。
   大学院での教授の教科書をめぐる院生と教授のやりとりや,懇意にされている評論家とのやりとり等
  大変知的な環境のもとで有意義な生活をおくっていらっしゃるようですが,このような表現での批判は
  悪口・中傷であり建設的な助言には成り得ないものです。つまり,貴重なネット環境で行うには資源の
  無駄になります。
   穏当な表現での批判と助言で,相手の胸をグサッと刺すことから社会の改善に役立てる意見表明を望み
  ます。貴方の主張で有意義な点は,次の点でした。
  (1).清水氏のような評価も十分に成り立つ。これに対し,感情的な反発でなく理論的に批判しよう。
  (2).JAXAの広報活動はまだまだ不十分であり,改善の余地がある。
  (3).今回のミッションの目的は「サンプルリターン」か「探査技術の修得」か,一般読者には分かりにくい。
  (4).他のハンドル名で?プレゼンの具体的な助言を紹介した。

Posted by: たれ | 2005.12.26 01:02 AM

トラックバックはさせていただいたのですが、二分法に関して少し意見を述べさせてもらいます。

「最小言語の法則」というものがあります。これはマスコミが報道する時の態度を批判した言葉です。単純に言えば、「マスコミは言葉の少ない方の意見を取り上げる」ということです。

今回の松浦さんが指摘している二分法による安易な論評もこの範疇に含まれると思います。よく、テレビなどでインタビュアーが「一言で言うとどういうことですか?」と聞いている場面を目にしますが、これも同類のものです。

マスコミはテレビにしても新聞にしても、時間や字数の制限をもっています。そのためでしょうか。単純な一言で片付く説明が大好きです。複雑な説明はその内容がどんなに正確であっても、分りやすくても、受け入れられません。この現実はしっかり受け止める必要があります。内容が不正確でも単純な一言が広く報道されるのです。広報する側はそのことを前提にいろいろ発表していかないと、いつまでたっても正確な報道はなされないと考えるべきだと思っています。
これは望ましい姿ではないです。変えていくべき努力も必要ですが、現状がそうである以上対応せざるを得ないと思います。

Posted by: 半日庵 | 2005.12.27 12:49 PM

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