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2005.12.05

空気清浄機のフィルターを交換する

airfilter

 ほぼ一ヶ月前の11月6日の話なのだが、はやぶさの影響で書けずにいたことを。

 空気清浄機のフィルター交換時期のサインが点灯した。買い置きのフィルターと交換する。新しいフィルターは真っ白。一方、使い古しのフィルターは、主にディーゼルエンジンの煤煙だろう、真っ黒になっている。
 それでも、このフィルターは2年以上使えた。

 現在の空気清浄機を購入したのは、東京のど真ん中に住んでサラリーマンをしていた1998年のことだ。あまりの体調の悪さに、「これは空気が悪いからではないか」と考えたためだった。正直、空気清浄機は好きではなかった。1970年頃の公害問題が騒がしかった頃、「外出にガスマスクを付けねばならない」というようなディストピア的未来像に触れたせいである。自分がそんな未来に生きているとは認めたくなかったのだ。

 ところが、導入してびっくり。説明書には「1年持つ」と書いてあるフィルターが、私の住んでいた場所では3ヶ月で真っ黒になったのである。「げ、こんな環境に住んでいたのか」という驚きは、翌々年、サラリーマンを辞める一つのきっかけにもなった。

 考えてみれば、後にディーゼル車の煤煙機制に乗り出す石原慎太郎都知事の知事就任が1999年4月だ。1998年といえば、ディーゼル車の煤煙がもっともひどかった時期に当たる。
 その後石原知事主導で、東京都周辺ではディーゼル排気ガス規制が実施された。今は、都心の空気もいくらかましになっているのではないだろうか。

 もっともこの排ガス規制は思わぬ弊害ももたらした。主にジープを初めとした古いディーゼルエンジン搭載の四輪駆動車に乗っているマニア達が、自分の自動車に乗れなくなってしまったのだ。
 イタリアでは古いフィアットを走行可能にするために、クラシックカーに関しては排ガス規制を緩めたりしている。だから、少々のマニア四駆ぐらいいいじゃないかと思うのだけれども、こういうところ、日本の行政は徹底的に無理解かつ怠慢である。
 私の周囲でも、自動車を規制のない地方の実家で登録したり、涙をのんで愛車を買い換えるといった例が出た。

 ともあれ、現在、茅ヶ崎の空気では、「1年で交換すること」というフィルターが2年は持つ。これはありがたいことだ。
 できればフィルターがいくらでも持つぐらい、空気がきれいになって欲しいとも思う。産業社会到来以前はそれが当たり前だったのだから。

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Comments

電灯が無い時代は、暖房・照明用の燃焼で、室内大気汚染はかなりのものだっと推定されます。
夢がないですが、西欧と東京圏の人口密度比を考えると、東京での一律規制も致し方ないかも。

Posted by: 鈴木 | 2005.12.07 at 09:59 AM

老婆心ながら・・・

>電灯が無い時代は、暖房・照明用の燃焼で、室内大気汚染はかなりのものだっと推定されます。

この認識は正確ではないと思います。
煤が出るような燃焼が続くような場合はともかく、燃焼の状態が良い場合は、炎に取り込まれた空気中のホコリも可燃物であれば、燃料ともども二酸化炭素と水になってしまうと考えて良いです。
身近な例をあげると、仏壇の蝋燭と線香をよく観察してみると、蝋燭の炎に吸い込まれた線香の煙は消えます。 蝋燭とタバコの煙で実験しても良いでしょう。

勿論、マキを燃やすストーブやカマドなど盛大に煙や煤が出るものでも、煙突構造などで煤や煙を外部に逃す構造は良く考えられていて、室内が汚染というのはあまり考えにくい。
むしろ室外に対する大気汚染というのなら正しいと思います・・・

Posted by: T2氏 | 2005.12.08 at 10:22 PM

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