三沢の航研機
現在、三沢に来ている。宇宙作家クラブメンバーによる閉鎖生態系実験設備を持つ環境科学研究所の見学のため。
昨日から研究所施設をあれこれと見せてもらい、今日は二週間の閉鎖実験を終了した研究者2名が施設から拍手と共に出てくるところに立ち会わせてもらった。
最初は宇宙向けの基礎研究として始まった閉鎖生態系研究だが、省庁統合を経て色々と悩みは深い様子。投資して準備していた実験が予算不足その他でできなくなっているという。
午後遅くから、三沢航空科学館に行く。ここには航研機をはじめ、奈良原二式、白戸式旭号と、日本航空の初期を飾る機体のレプリカが展示されている。
それはうれしいのだけれども、やはり展示の密度が不足している。博物館という者は、見学者を展示物の密度で圧倒しなければ意味がないのだ。
航空科学館という名前でわかるように、ここはサイエンスミュージアムもかねており、結果として展示の焦点がぼけてしまっている。航空博物館ならば、航空に絞り、これでもかと飛行機を展示して欲しいところ。屋外にはP-3C、F-104J、T-2などの自衛隊機が展示されているので、これらを屋内に持ち込み、はずしたエンジンと共に別に展示するだけで大分印象が変わるはずなのだけれども。
写真は、航研機。本物は敗戦のどさくさで、羽田の大鳥居あたりに埋められてしまったそうで、もちろんここにあるのはレプリカ。それでも、この歴史的機体を目の当たりにできるのはうれしい。
「サイエンス」カテゴリの記事
- 宣伝:7月20日(日曜日)、阿佐ヶ谷ロフトAに出演します(2008.07.19)
- 地球環境問題と気象衛星の価値(2008.07.07)
- 人の世の理とこの世の理(2008.06.13)
- 2つの映像アーカイブ(2008.06.11)
- ヒルクライムで負ける(2008.06.06)
「メカニズム」カテゴリの記事
- A-Bike:バチモン二題(2008.06.12)
- BD-Frog:ハンドルを切りつめる(2008.06.07)
- BD-Frog:サドルとシートピラーを交換する(2008.05.17)
- MRJへの不安(2008.03.27)
- BD-Frog:ステムを交換する(2008.03.23)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 知っていることと知りたいこと、知らないこと(2008.01.17)
- 三沢の航研機(2007.10.02)
- ミームとバックドアの与太話(2007.09.28)
- 神と悪魔と罵詈雑言(2007.09.27)
- パリの素敵なおじさまたち(2007.09.22)
TrackBack
TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/19821/16639805
Listed below are links to weblogs that reference 三沢の航研機:












Comments