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2010.08.08

8月8日のはやぶさを巡るあれこれ

 本日午後2時から、神奈川県立川崎図書館にて講演会<小惑星探査機「はやぶさ」の冒険>が開催される。講師は川口淳一郎「はやぶさ」プロジェクト・マネージャー。聴講はすでに締め切られているが、以下のアドレスでUStream中継も実施されるとのこと。

http://www.ustream.tv/channel/hayabusa-kawa-lib

 JAXAの〜はやぶさ応援ありがとうイベント(8月15日〜19日:丸ノ内オアゾ○○広場(おおひろば)東京都千代田区丸の内1-6-4)での、カプセル公開は、OO広場で朝7:00より整理券を配布するとのこと。一日分の整理券を配布した段階でその日は締め切りとなる。
 見学希望の方は注意のこと。

 同じく丸の内オアゾにおけるJAXA「おかえりはやぶさトークイベント」(8/15(日)10時から三部構成。丸ノ内オアゾ 丸善・丸の内本店3F 日経セミナールーム(東京都千代田区丸の内1-6-4))は、8月9日12:00〜8月10日21:00にネットで申し込み、抽選を行うとのこと。申し込みフォームは、明日9日公開となる。おそらくこちらから申し込みフォームに飛べるようになるのではないだろうか。

 本日のロフトプラスワン「はやぶさまつり〜帰還までの道のり」に、はやぶさタンコスプレで活躍中の、秋の『』さんが登場することが決定(この方です)。昨日、今日と東京・船堀で開催されている日本SF大会「TOKON10」の会場にて、笹本祐一さんが声をかけて出演OKということになったそうな。
 笹本さん曰く「某司令が、『「学会でも、こんなコスプレに来て貰って錚々たる科学者がここのスラスターが、とか説明するようになればいいのに」と言ったので、それロケットまつりで出来る、と思った」。本当に、思考と行動の間にためらいのない人だ。
 秋の『』さん、よろしくお願いいたします。

 原稿に詰まると読み進めて、昨日読了。表題にあるとおり、宇宙開発に関連するSF中短編を集めたアンソロジー。何らかのかたちで現実の宇宙開発に関連した作品7編が収録されている。こういう本が出版されるということそのものが、私としてはうれしい。

 内容は以下の通り。

1.「主任設計者」アンディ・ダンカン
2.「サターン時代」ウィリアム・バートン
3.「電送(ワイア)連続体」アーサー・C・クラーク&スティーヴン・バクスター
4.「月をぼくのポケットに」ジェイムズ・ラヴグローヴ
5.「月その六」スティーヴン・バクスター
6.「献身」エリック・チョイ
7.「ワイオミング生まれの宇宙飛行士」アダム=トロイ・カストロ&ジェリイ・オルション

 ソ連宇宙開発の父コロリョフを巡るもうひとつのあり得たかも知れない歴史を描く「主任設計者」。ニクソン大統領が辞任しなかった世界におけるアポロ計画を描く「サターン時代」。物質電送が現実となった世界における宇宙開発の意義を問う「電送(ワイア)連続体」。1970年代、アポロ計画に夢中の「ぼく」といじめっ子との月の石を巡る物語の「月をぼくのポケットに」。パラレルワールドと月探査を絡めた「月その六」。火星で遭難した探検隊ととある探査機が出会う「献身」。
 そして、一番面白くも感動的だったのが、「ワイオミング生まれの宇宙飛行士」。遺伝子のいたずらで、一般に流布する「宇宙人(リトルグレイ)」の姿で生まれてしまった子供の成長ストーリー。
 はやぶさで、宇宙に興味を持った方のこの夏の読書にどうぞ。

 もう一冊。野尻抱介さんの「ロケットガール」シリーズから、「魔法使いとランデヴー」。女子高生宇宙飛行士が活躍する同シリーズの中短編を集めた一冊だが、表題作「魔法使いとランデブー」に、はやぶさをモデルにした小惑星探査機「はちどり」が登場する。川口プロマネがモデルの「本橋教授」も。帰還が難しくなった「はちどり」をロケットガール達が、あっと驚く方法で地球に帰還させる話である。  現在アマゾン状況を見ると品切れ中のようだが、古書店などで見かけたら買っておくべき一冊だ。

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Comments

はやぶさ帰還から今日までテレビで見ないことが無いほど、川口PMは多忙を極めていますね。
はやぶさ運用中もほとんど休みなんか無かったとは思いますが、遠くから見ていても心配になる程です。
もちろん、的川先生、松浦先生もここのところ特にお忙しいと思います。
宇宙開発を筆頭とする先端技術の理解を深める絶好の機会とは思いますが、お体にお気をつけて。
勝負はタイミングも重要ですがそれでも長丁場になりますよ。

Posted by: Fujix | 2010.08.08 at 11:28 PM

猛暑の中ご苦労様です。
同書の中にスティーブン・バクスターのコロンビヤード (Columbiad)とゼムリャー (Zemlya)が入っていないのが残念でした。
ロスト・フューチャー的な作品が好きなんで。
早川でタイムシップが購入可能と思います。

Posted by: DVDを見せたがる男 | 2010.08.09 at 12:03 AM

ご老体、無理をめさるな。

Posted by: のら | 2010.08.09 at 02:26 PM

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