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2010.08.09

8月9日のはやぶさを巡るあれこれ

 丸の内オアゾのJAXA「おかえりはやぶさトークイベント」(8/15(日)10時から三部構成。丸ノ内オアゾ 丸善・丸の内本店3F 日経セミナールーム(東京都千代田区丸の内1-6-4))の参加申し込みフォームが公開されている。申し込み締め切りは明日10日の21時。

 NECのHPによれば、第一部に、國中均教授と二人三脚でイオンエンジンを開発した堀内康男氏が、第二部では、コマンド送信を担当し、はやぶさに最後のコマンドを送信した中村陽介氏が登場するとのこと。

 7月29日に、来年4月から種子島及び内之浦からの打ち上げ機会を通年とする協定が種子島周辺漁業対策協議会、JAXA、関係5県(鹿児島、宮崎、大分、高知、愛媛)の協議組織との間で合意に至った。この件について、五代富文・元宇宙開発事業団副理事長が考察を公開した。


 種子島での打ち上げ初期に起きた漁業関係者とのトラブルについても言及している。

 今のところ、これで一番大きな恩恵を被るのははやぶさのような惑星間軌道への打ち上げだろう。

 この件で、私のところにもマスコミからの取材が来た。積年の大きな課題が解決したことは間違いないが、種子島からの商業打ち上げとなるとまだまだ課題山積というのが私の意見だ。
 まずロケット価格がある。21世紀に入ってからロシアのロケットの価格が大きく上昇したので価格圧力は弱まったが、それでも昨今の円高で、H-IIAは不利な状況におかれている。
 その他の問題は、1年半以上前に以下の記事で指摘した。

 五代さんの指摘する3つの課題、1)打ち上げ時期制限、2)射場規模、3)衛星運び込みのアクセス——のうち1は解決した。五代さんは、2は解決不可能、3もほとんど不可能と考えられるとしている。
 私は3は、今後の政策次第だと考える(空港や道路行政と打ち上げビジネス支援を連動して考え得るのは政治のみであり、宇宙基本法が成立した今、それは政治の責務だ)が、2が不可能なのは賛成だ。

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