コミティアに行く

午後2時近くまで原稿、その後東京ビッグサイトで開催されている同人誌即売会「コミティア67」に行く。行くといっても同人誌を買いあさるわけではなく、知り合いであるしきしまさんが出ているのでそこをのぞきにいった次第。
会場に入ったのはもう終了間際の午後3時過ぎ、しきしまさんのところは大変な盛況だったそうでなにより。彼の同人誌には、種子島の港から宇宙センターへとロケットを運ぶ輸送オペレーションを狐の嫁入りに例えたイラストが描いてあって大笑いする。そうだよなあ、確かに狐の嫁入りだよなあ。まあ狐ほどに情趣があるもんじゃないけれども、粛々とトレーラーが進む様は確かに狐の嫁入りだ。
思わず黒沢映画「夢」を思い出したりして。物陰から見ていると、時々狐が「ぽん」という音と共に止まる。どうしたのかと思ったら「トレーラー脱輪です」とかね(種子島宇宙センター内の道は狭いのだ)。
終了後は東雲のレストランで若い絵を描く友人達とだべる。若いこと、絵を描けること、どちらもすばらしいことだ。
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Comments
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私もしきしまさんの手伝いで参加させてもらってました。狐の嫁入りの絵は、元ネタを知ってる人なら、思わずニヤリとさせられますね。私も最高の1枚だと思います。なんでも、収める場所が決まらず、危うく非掲載となるとこだったそうです。
会場も、その後の宴会も楽しかったですね。あっと言う間の一日でした。
Posted by: おかちん | 2004.02.23 08:24 PM
いやいやまったく。規模からいえば、コミケの比ではないコミティアであれだけ盛況ならば、大成功ですよね。しないさんの話も面白かった。航空便が飛ぶに当たって裏であのような仕事が日々行われているとは意識していませんでした。
なんかしたいですなあ。
Posted by: 松浦 | 2004.02.23 10:25 PM