デジカメを買う

起きて原稿、午後にカイロプラクティク、そしてまた原稿。夜はカレーなんぞを煮込みつつまた原稿。
ついに買ってしまった、デジカメ。コニカミノルタの「DiMAGE Xg」である。以前から小さくて常時携帯できるデジカメが欲しく、色々と物色していたのだ。これまでさんざんカメラ屋の売り場前で「買うた止めた音頭」を踊ったのだけれど、このようなblogを始めてみるとやはり小さなカメラが欲しいということで、ついに購入してしまった次第。
ちなみに、「買うた止めた音頭を踊る」というのは、確か模型雑誌「モデルグラフィックス」から広がった言葉。店頭で買おうか買うまいかさんざん迷う様のことだ。言い出したのはライターの松本州平さんだったと記憶している。
私は、デジカメはフィルムのカメラの代替品ではなく、「デジタルならでは」、「デジタルでしかできない」という設計をするべきだと考えている。日常持ち歩くカメラとして考えるなら、それは「起動が速く」、「シャッターのタイムラグが可能な限り小さく」、「オートフォーカスが高速で」、「小さく軽く電池の持ちが良く」、「丈夫であり携帯時に存在感がなく」、「撮影の際もカメラとしての存在感を持たないもの」——という条件を満たすものとなる。つまりは可能な限り「目」に近いカメラが理想なのだ。
もちろんこれらがすべて現状の製品で満足されるわけではなく、一番近いものとして、この「DIMAGE Xg」を選んだ次第。
このカメラ、なにがいいって、起動してもレンズが前にせり出さないのだ。このため、「おお、これから写真を撮るのか」という大仰さが一切なく、目の延長として自然にシャッターを切ることができる。起動は速いし、シャッターラグも小さい。ただしオートフォーカスは決して速くない。まあ、それでも以前使っていたカメラに比べれば速い。
このカメラが現役なのはせいぜい2年だろう。2年経てば技術進歩で、カメラの性能が上がっているだろうから買い換えだ。コストパフォーマンスは、2年間で何枚写真を撮れるかということにかかってくる。
実際に撮影してどうかというような話はまたいずれ。
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