徹夜で原稿を間に合わせる

ただいま19日の午後4時過ぎ。昨日から、ほぼ完徹で日経WinPC向け原稿を書き続け、先だってやっとゲラチェックを終了した。月末発行の雑誌の入稿日ぎりぎりまで原稿を引っ張ってしまったのは初めて。担当のHさんからは、「来月はこんなわけにはいきませんぜ。10日過ぎには原稿を出してください」と言われてしまう。だから確定申告が確定申告がったら、といっても仕方がないのであって、スケジュール管理の失敗だといわれればそれまで。I編集長、Hさん、ごめんなさい。
私はめったなことでは徹夜はしないのだが、つくづく健康に悪いなあとするたびに思う。なにより食事は不規則になる。カナダの天才にして奇人ピアニスト、グレン・グールドはホテル住まいで昼夜逆転の生活を長年続けた。食事は一日一回で、真夜中に豪華なディナーをルームサービスで取るのが常だったという。彼は50歳の誕生日直後に脳溢血で死去した。私はグールドほどの才能はないので、せめてもちっと長く生きたいものだと思う。
私がグールドの知り合いだったらぶんなぐってでも生活習慣を変えさせたかも知れない。あなた、グールド75歳のゴールドベルク変奏曲とか聴きたかったとは思いませんか?だが、その奇矯にして不規則な生活を好む性格もコミで彼の才能が成立しているとしたら、健康で規則正しい生活をするグールドはすでにグールドではないのかも知れない。難しいところだ。
まだ見なければならないゲラがあったり、書かなければならない原稿があったり、人前でしゃべる準備をしなくてはならなかったり、色々あるのですが、まずは酒を飲んで寝ます。おやすみなさい(だから酒は止めろってば)。
写真は実家で飼っているもう一匹のシーズー犬の「龍龍(ロンロン)」。去勢雄3歳。雄犬を2匹飼うとケンカするというので去勢されてしまった哀れな奴。ヤンヤンはまだ思慮というものがあって、こっちの機嫌をうかがって行動するのだが、ロンロンは正真正銘のバカ。なにがあってもちぎれんばかりにしっぽ振って突進してくるし、やたらとなめたがるし、「やるな」といっても理解せずに何度もやるし、うっかりものを落とすと噛み噛みしてぼろぼろにしてしまうし、降りられもしない階段を上っては落っこちて悲鳴を上げたりする。そのバカさ加減がかわいいかわいい(やっぱりシーズー犬のかわいい遺伝子にヤられている)。
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