日常に復帰する
父がこの世を去って一週間。七日法要とはよく言ったもので、日常が戻りつつある。生物的な死は、一人の人間の生命活動が停止するということだ。しかしもう一つ、社会的な死というものがあり、葬式の後は父の社会的な死を確定するために市役所やらなんやらと動き回ってきた。
それもほぼ終わった。まだまだやらねばならぬことは多いし、なによりひとりぼっちになってしまった母が今後快適に生きていけるようにしなくてはならない。だが、父の死を巡る儀礼は終わり、日常が帰ってきた。
さあ、遅れている原稿を書いていかなくてはならない。
父の死に当たっては、様々な方々から助けていただきました。ありがとうございます。仕事上でご迷惑をかけた方々、大変失礼いたしました。遅れはこれから取り戻します。
働かなくては。自分も限りある生を生きており、時間は待ってくれない。
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Comments
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松浦様
たいへん遅くなりましたが、お悔やみ申し上げます。私の父も旧制六校の出身で、たぶん同い年くらいです。戦争をくぐりぬけた世代の底力と強さと明るさにはいつも驚かされています。
どうぞこれからもお父様譲りの行動力ですばらしいお仕事をしていかれますよう、心からお祈りしております。
Posted by: 川島レイ | 2004.10.16 02:06 PM
川島さん、どうもありがとうございます。
お父上も旧制六高出身ですか。我が父は高校のことは一切話さなかったのですが、楽しい思い出が色々あったようです。死後、片づけをしていたら、父が「懐かしいのでひんぱんに集まりましょう」と寄稿した同窓会報が出てきました。
Posted by: 松浦晋也 | 2004.10.25 07:26 PM