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2004.10.25

実家に空き巣が入る

 踏んだり蹴ったりとはこのことか。10月23日土曜日、実家に空き巣が入った。

 午前中、母が1時間ほど家を空けたところ、アルミサッシのガラスを割り、クレセント錠を外して侵入、現金や母の宝飾品など、けっこうな額を盗んでいったのである。

 冷静になって考えると、父がいなくなって、実家が空き巣にとって狙いやすい状況となったのだろう。実家にはかつて、祖母、父母、そして我々兄弟3人が住んでいて、母は最近にしては大家族といえる三世代を切り盛りしていた。それが、我々は独立し、祖母が大往生を遂げ、父が死に、今や母一人なのである。小さな家だが、6人がひしめきあっていた場所に、たった一人だ。

 父の葬儀が終わって一月も経っていない。伴侶を失い動揺している母のところに、追い打ちをかけるようにやってくるとは。犯人に対する憎悪を押さえきれない。

 幸いなことに、通帳、カード類は無事、なによりも宝飾類の中でも父が母のために買ったものは無事だった。母が少しずつ自力で買い集めたものとは別にしまってあったのである。

 母が不安がるので、当分は実家に詰めている可能性が高い。なにより実家のセキュリティ強度を上げるべく、あれこれ装備しなくてはならない。システム・エンジニアをしている弟に、監視カメラでも作らせようか。浮いている旧式パソコンもあることだし。

 当面の間、仕事などで私に連絡をくれる人は、電子メールまたは携帯電話にお願いします。

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Comments

まずは、お見舞い申し上げます。
文面から拝見するに,まず組織的に見張っていて犯行に及んだようですね。いまや空き巣の検挙率は2割程度、うちも3年ほど前にはいられましたが検挙されたという話は聞きません。ご存知とは思いますが、カードはスキミングされている可能性があります。クレジットカード類は、現時点でカード会社への連絡と、身に覚えの無い使用形跡が無いかの問合せは必要かと思います。キャッシュカードは、とりあえず暗証番号の変更と出来れば別口座への移送をしておけば安心かと。

 カードと通帳は急いで暗証番号を変え、一時封鎖しました。

 検挙率低下はかなり大きな問題ですね。つまりは犯罪が割に合うビジネスになるということですから。伝統的な聞き込みに軸足を置いた警察の捜査手法が、広域化、多国籍化する犯罪においついていないという気がします。

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