宣伝:4月12日(火曜日)、新宿・ロフトプラスワンでトークライブに出演します
忙しくて告知が遅れてしまいましたが、明日、東京・新宿のロフトプラスワンでトークライブに出演します。
ロケット祭り「ペンシルロケット50周年!」
50年前の1955年4月12日、東京・国立の工場跡地で、糸川英夫博士のペンシル・ロケットが初めて発射された。日本は今よりずっと貧しかったけれども、意欲は大きくて目標も高かった。それから15年年後の1970年2月11日、ペンシルから始まったロケットは日本初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げることに成功した。
昨今、日本の技術はダメだとか、中国に抜かれたとか、色々いう人が多い。だが我々は一番大切なことを忘れてはいないだろうか。つまり、「あの時見上げちゃった空」という奴をだ。
初心を思い出して、ばりばり未来に進もう。「ロケットの神様」林紀幸氏に加えて豪華ゲスト(出演交渉中)を呼んで、ペンシルから現代までの現場のあれやこれやを話してもらう。
ロケット青春期の青臭い話を聞いて、恥ずかしさと感動でのたうち回ろう。
【Guest】林紀幸(現NPO「二見浦・賓日館の会」事務局長、元宇宙研・ロケット班長)、他現在交渉中
【出演】浅利義遠(漫画家)、笹本祐一(SF作家)、松浦晋也(ノンフィクション・ライター)、他
Open/18:30 Start/19:30 \1000(飲食代別)当日券のみ
せっかく林紀幸さんに話を聞くシリーズを続けているのだから、ペンシルロケット50周年にあわせてイベントを開いてしまおうということで企画しました。
ゲストも確定しました。林さんに加えてももうお一方、ロケット開発の生き証人が出演します。
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前日に告知してどーすんねん
Posted by: あほかー | 2005.04.12 09:18 PM
いやまったく阿呆です。私がぎりぎりまで忙しかったのが原因ですが、当然もっと早期に告知すべきでした。
次回からはもう少し余裕を持って告知するようにします。反省っ。
Posted by: 松浦晋也 | 2005.04.13 07:54 PM
今回も興味深いお話をたくさん聞けて
楽しい一時を過ごせました。
今回は、自分の存在意義を問うくらい
絶句している松浦さんも見る事が出来
たし。(^^;)
次回開催も心待ちにしていますので、
新刊執筆頑張って下さいね~。
Posted by: 霧島 | 2005.04.14 12:08 AM
こんばんは。ほったと申します。
残念ながら、今回はさすがに伺うのはムリでした。ところで、
>林さんに加えてももうお一方、ロケット開発の生き証人
は、一体どなただったのでしょうか?
・・・もしや、その情報も会場内限り?
Posted by: ほった | 2005.04.14 11:32 PM
元富士精密、日産自動車の垣見恒男さんに出演して頂きました。メーカーサイドからペンシルロケットからミューの設計段階までロケットに関わった方です。素晴らしく元気な方でした。
>ウィークデイ開催
今回は4月12日に合わせたので火曜日になりました。なるべく週末開催でやりたいとは思っております。
>自分の存在意義を問うくらい絶句
ほんと、今回の私はほとんど壇上にいる意味がなかったです。でも、私の話を聞くよりも、垣見さんや林さんの話を一言でも多く聞くほうがいいと思います。一言一言が歴史の証言ですし。
Posted by: 松浦晋也 | 2005.04.15 08:54 AM
昨日久しぶりに的川先生にお会いしました。先生のお話では垣見恒男氏は、糸川英夫氏よりもペンシルロケットに詳しい方だそうで。
4月12日というロケット開発史上歴史的な日のイヴェント、伺えず残念でした。
Posted by: 大澤徹訓 | 2005.04.18 12:47 AM
ところで今日の今日まで読み流してきたんですが、冒頭4行目の糸川秀夫は糸川英夫ですよねえ。いぢわるな指摘ばかりですみませんが。
Posted by: ROCKY 江藤 | 2005.04.24 12:07 AM
秀夫×→英夫○
うはっ、急いでいるとろくなことをしません。訂正しました。失礼いたしました。別途江藤さんとやり取りがあった銭学林×→銭学森も含め、最近ミスが多いです。命数確認をきちんとしなければ。
>垣見恒男氏は、糸川英夫氏よりもペンシルロケットに詳しい方
いやもうすごかったです。
「私の英語のニックネームはピーパー、Peeperでして、なぜかと言いますと垣見恒男、垣根からいつも見ている男という名前だからですな」というつかみ十分の自己紹介から始まって、
「ペンシルはなぜあの大きさになったんでしょうか」
「あの太さのジュラルミン材が中島飛行機時代から残っていたからです」
「ペンシルの先端はなぜ曲面でできているのですか」
「そのほうが格好良いからです。凄腕の職人さんがおりまして旋盤で見事に仕上げてくれました。棒材から削り出すものですから『切り粉製造業』といっていました」などなど、ペンシルにまとわりついた伝説を引きはがすようなことをさらっと次々に話してくれました。
次回出演もお願いしていますので、よろしかったらいらっしゃってください。
そろそろ浮上したいのだけれども、まず部屋の整理をしないと…部屋中に執筆に使った資料が散らかっています。
Posted by: 松浦晋也 | 2005.04.24 11:30 AM
おせっかいで告知など。
次回は6月3日(金)だそうです。
Posted by: みーや★ | 2005.04.26 05:00 PM