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2005.05.21

空の艦隊を建造する

modelplane
 ライトプレーン初飛行に合わせて遊ぶために、ゴムで打ち出すタイプのグライダーを作りためている。「ホワイトウイングズ」というキットを買ってきて作り始めたのだが、なんということか、これはすでに私の知る紙飛行機ではないぞ。驚くほど進歩している。

 まず、重心調整のおもりが必要ない。それだけ設計が進歩しているのだ。使用されている紙も、30年前のケント紙とは大違い。丈夫で破れにくく、適度の剛性がある。表面の様子からして水にも強そうだ。これならラッカーを吹き付ける必要は全くないだろう。設計はあの二宮康明氏。子供の時からこの方にはお世話になりっぱなしだな。二宮先生、ありがとうございます。

 実は、私の手元には小学生時代に買ったままついぞ作ることがなかった誠文堂新光社刊、二宮康明著「よく飛ぶ紙飛行機集」の第2集と第3集がある。今見たら第2集は昭和49年3月発行の第二刷、第3集は50年1月発行の第一刷だった。第2集は小学校から中学校への春休みに買って、そのまま興味が薄れたらしい。第3集は惰性で買ったがそのままになったのだろう。
 当初はこれを作ってやるかと思っていたが、そんなことをしなくて良かった。これほど色々と進歩しているなら、新しく買ったほうが全然お得だ。

 勢いに乗って、木村バルサが出しているオールバルサのハンドランチグライダーも買ってきてしまった。あまり調子に乗って作ってばかりいると梅雨が始まって飛行のチャンスを失うので、適当なところで飛ばしに行く予定だ。

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Comments

子供の頃、本を買ってもらってたくさんつくり
ましたよ、二宮先生の飛行機。
本を切ると一回で終わってしまうので、紙に
写し取って画用紙に貼り付けてつくるのです。
あの頃コピーがあれば楽だったんでしょうが、
親が会社から貰って帰ったカーボン紙などを
つかったりもしてました。
発泡スチロールのソフトプレーンとともに、飛
行機に触れたはじめの頃の思い出です。

 「よく飛ぶ紙飛行機集」の第一集は半分が切り抜きで、半分がカーボン紙を使う型紙でした。切り抜くのがもったいなくて、カーボン紙でケント紙に写し取って何機も作りました。

 子供にしてみればめったに買ってもらえないものですから、切り抜いて作っちゃうのがつらいんですよね。

 スチロールのソフトプレーンもありましたねえ。およそ零戦に見えない零戦を飛ばした記憶があります。

私も作りましたよ。後先考えずにガンガン切っちゃってましたが、フライヤー号だけはもったいなくて作れなかったのをよく覚えてます。

今度、うちの近所にある航空公園ででも飛ばしてみましょうか。私も子供と飛ばそうと、数機作っております。

 誠文堂新光社、二宮康明というと、まず「子供の科学」の付録を思い出します。あの雑誌がなかったら、人生変っていたな。

小学校の頃いっぱい作りました。
第2集収録の無尾翼機を、競技用機のごとき滞空時間で飛ばすともだちがいまして、激しくライバル心を燃やしたものでした(笑
今ではスキャナとプリンタが有るので量産し放題ですが。

フリ-フライト機は飛ばすのに結構周囲に気を遣うので場所選びは難しいです・・・
横浜瀬谷の通信所とかはなかなか良いトコですよ。

 そうですね。よく飛ぶ紙飛行機集がなければ、人生変わっていましたね。子供に向かって何かを語る、何かを与えるというのはとても重大なことなのだな、と今更ながらに思います。

>フリーフライトの場所選び
 とりあえず河川敷を狙っています。朝凪から午前のサーマルがでるあたりの時間帯でしょうか。

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