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2005.10.20

スクーター後席の太ももにバカの壁を見る

 本日は晴れ。素晴らしい秋晴れ。

 出かけたいぞ遊びたいぞ。でも仕事がある。どうするか。昼飯を食いに出かけるのだ。それもバイクで。

 AX-1のエンジンに火を入れ、湘南海岸を鎌倉へ。以前から目を付けていたインド料理屋で昼食とする。なかなかの味だった。

 すっかり良い気分で走っていた帰り道、江ノ島付近で、二人乗りのビッグスクーターと並んだ。おうおう兄ちゃんやるじゃないか。後ろに乗っているのは彼女かい。太ももがまぶしいぜ。

 太もも…?

 後ろに乗っていた女性は、ミニスカート姿だった。

 おい、その格好で乗せるな。いや、色っぽいとかじゃなくて、転倒したら大事な彼女の脚がずるむけになるぞ。イージーライドはいいのだけれど、スクーターはあくまでバイク。覚悟を持って乗る乗り物なのだ。

 はやりものに飛びつく者すべてが阿呆ではない。が、はやりものに喜んで群がる連中の中には少なからぬ阿呆がいる。私の世代ではレーサーレプリカだった。どいつもこいつも皮ツナギを着て、峠道を腰を落としてすっ飛ばしていた。中には本当に速い奴もいたが、速いつもりになっているだけの奴も多く、けっこうな事故を起こしたものだ。
 ちょっと前ならTW200だな。あれこれ取り外して、スカスカにして乗るのが流行した。どういうわけかタンクトップに半ズボンで乗るバカが多かった。服装までスカスカにするなよ。転べば痛い目に会うのは自分だ。

 で、今はビッグスクーターだ。とりあえずまともな奴と阿呆を見分けるポイントはヘルメット。阿呆は原付用のお椀型ハーフヘルメットをかぶっている。それじゃ何かあった時に危ないぞ。

 二人乗りがしやすいせいか、後ろに女の子を乗せている奴は多い。が、ミニスカートだけは止めたほうがいい。

 TW200のあほんだらは、自分が痛い目に合うだけだった。ビッグスクーターの困ったチャンは、自分の彼女を危険にさらしている。どちらかというとスクーターの方が罪深いと思う。

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Comments

この手の危機感の欠如した人達は夏になると特に増えますね。ひどいヤツになると裸足にビーチサンダルだったりします。オフでコケて痛い目に遭ってる身としては、真夏に長袖とは言わないものの、せめて手袋と靴くらいは着用して欲しいですね。特に女の子を自慢げに乗せるヤツは、万が一の時は一生面倒を見る覚悟で乗せろ、と言いたいです。
 
そもそも教習所でヘルメットや服装について習うはずなんですが、そんなの上の空なんでしょうな。

若い子は知らないだろうけど、昔は「限定解除」を取るために、専門の教習所がありました。
脇で鬼教官が竹刀持ちながら、一本橋の上でふらふらしてると「腰が入っていない!!28番(ふらふらしている教習生の背番号)初めからやり直し!!!」とか、でかい声+教習生の腰にバシで竹刀で根性入れてました。

今はそんな講習はやらないんだろうな・・・

 真夏であっても長袖は必須でしょう。「何かあれば痛い目に合うのは相手ではなく自分」という意識が常に必要だと思います。

 限定解除の教習所、私もかよいました。竹刀で有名な某教習所ではありませんでしたが。教習でCB750FBや「赤べこ」ことGSX750Eに乗れたのは、今となってはいい思い出です。あの頃のバイクって、絶対性能は今よりもずっと低いのですけれど、挙動がダイレクトにライダーに伝わってくるので、結構面白いのですよね。

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