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2005.10.09

山中湖でメッサーシュミットについて話し合う

 8日、夕方から山中湖へ。三河方面からバイクツーリングに来たおうやんさんを迎撃し、コテージで宴会。自動車技術者のおうやんさんから、ああだこうだと話を聴く。メッサーシュミットを初めとした、戦後の一時期、欧州で流行した屋根付きスクーター(カビネン・ローラー)の話など。

「ドイツは道が良かったからあんな小さなタイヤのクルマが実用的に走れたわけですね。日本は道が悪かったからカビネン・ローラーはものにならなかった。日本のモータリゼーションはスバル360まで待たねばならないわけです」
「スバル360のサスペンションは、確か日本の悪路を快適に走れることが目的でしたっけ」
「そうですね」
「最近、メッサーはレプリカも買えますけど」
「でもね、今はレプリカのほうが故障しなくていいかも知れないけれども、10年も経つとオリジナルのほうがパーツ流通がいいってことになるかもですよ。とにかくメッサーはパーツが手に入りますから」

 うむむ、メッサーは欲しい。前から欲しいと思っているのだ。が、手に入れれば泥沼になるのは目に見えているので、控えている(金もないし)。大田区にコレクターズオートという専門店があって、かつては北澤さんという偉大な職人さんが一人で日本のメッサーの面倒を見ていた。北澤さんは数年前に天寿を全うされたとのことで、今、コレクターズオートはどうなっているのだろうか。
 そういえば以前、野田さんや野尻さんと遊びに行った小美濃さんがメッサーのレストアをしていたはずだけれど、進んでいるだろうか。あ、ジェットエンジンなんか載せて遊んでる!さすがだなあ。

「日常的に脚に使いたいのですが」
「そいつは無理かもですよ」

 そうか…。

 バイクは刀を手に入れてから、もう欲しいものがなくなってしまった。強いて言えば後一台、日本車とは全く文化が異なる外車に乗ってみたいと思うぐらいだろうか。
 が、クルマはけっこう気が多い。古い360カーが欲しいなと思うし、もちろん憧れはピンツガウアーだったりチンクだったり。いやというほど金があったら、坊ちゃん嬢ちゃんあこがれのカウンタックの飼い主になるのもいいか、などと考えるし、やはりロータスのクルマはセブンでもエランでもヨーロッパでも、一度は持ってみたいとも思う。

 ま、縁があればいつかは手に入るでしょう。

 翌日は石割の湯に入ってから帰宅。御殿場IC、箱根湯本駅前と渋滞に引っかかってずいぶんと時間を食う。夕暮れの国道134号で、突然目の前に救急車が割り込んできた。何事かと思えば、走り屋風のクルマ3台が絡んだ事故が起きていた。
 クルマで遊べるのも命あったればこそ。気を引き締めて帰宅。

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Comments

 学生時代だからいまから20年以上も昔。東西冷戦時代にドイツ映画祭という催しがありました。分断国家をテーマにした映画も幾つか−−「カリガリ博士」とか「メトロポリス」なども上映されてましたが−−あったのですが、その中で主人公の新聞記者がまさにメッサーに乗っているというのがありました。タイトルは失念しましたが。
 その映画の中でメッサーは華麗な走りを披露…などはしれくれなくて、慢性的にオーバーヒートをしており、最後には自動車修理工場が冷却用に煙突のような冷却筒をとりつけるという有り様でした。これがドイツでのメッサーの一般的な認識なんでしょうか?

 先日は私のヨタ話に付き合って頂きどうもありがとうございました。
 欧州におけるメッサーやイセッタの位置づけというのは、ちょうど日本における60年代の軽自動車に同じようなものです。つまり、マニアがつき始めてはいるが、一般の年寄りにとっては単なる中古車にしか見えないという感じですかね。ですから、個人輸入でうまく入れれば、思いのほか安く入手することも可能です。
 実用上使えないかというと、かつては実用に使用していたものですし、燃料や潤滑油、蓄電池や道路といった周辺要因は確実によくなっていますから、使えなくはないです。ただ、一番変わったのは、車にはクーラーが当たり前、暑いのもくさいのもうるさいのも我慢ならなくなった人間のほうでしょうね。

>我慢ならなくなった人間のほう
 多分にそうなんでしょうね。でも、温暖化だかなんだかの昨今の酷暑は、正直たまらんです。古いクルマに乗り続けるために、地球温暖化反対!です。

>思いのほか安く入手
 うひょー。

 それはそれは。調べてみるかな。

 もひとつ、うひょー。

回転翼会社に在職しているkeiです。

メッサーシュミットと言えば
高斎正さんの「外車12景」を思い出します。

電車がストの日にメッサーシュミットに乗って通勤してその途中で出会いがあったと言うような、
ほんわかした話でしたが、子供心にメッサーシュミットに憧れたという淡い思い出があります。
(子供の頃に読んだので多少話にあいまいな所もありますが・・・)

>我慢ならなくなった人間のほう
車でなく、大きなスクーターとして考えると、
雨の日も乗れて、今でもとっても実用的な気がしますが、
どうなんでしょう・・・

(登録のメアドを変えました。)

>雨の日も乗れて、今でもとっても実用的な気
 だと思います。優遇税制があれば普及するでしょね。問題は、「もう一台」としてカビネンローラーを持つと、保険税金駐車場代が、がさっとかかることかと思います。

「それなら多少不便でガソリンを浪費しても、でかいクルマ1台でいいや」ということになってしまうのでしょう。

松浦晋也さん、初めまして。
『メッサーシュミット』で検索していてこのBlogに辿り着きました。
2004年春の『ちっちゃい車大集合』ではおうやんさん達のマツダR360クーペと御一緒させて頂きましたカオルと申します。どうぞ宜しくお願い致します。
山中湖で盛り上がったという「メッサーシュミット」の話し、大変興味深く読ませて頂きました(^^)

メッサーシュミットは思いのほか小回りの効く便利な乗り物ですが…やはりそこは40年前の車、日々の通勤の足として使うのは無理かもしれません。(通勤途中に突然不動となって遅刻…はヤバいですから(^^;)
(レプリカのシュミットKRという手もありますが…良く整備された本物の味を一度知ってしまうと乗れなくなってしまいます(^^; )

メッサーシュミットは丈夫で整備しやすく、また英国のオーナーズ倶楽部から殆どの部品が入手出来ます。私はまったくの旧車初心者でしたが、お友達のおかげで安心して乗れています(^^)

カオルさん、はじめまして

 当方もカオルさんのページを検索で見つけ、よだれを垂らしつつ読んでおりました。うらやましい…

>良く整備された本物の味
 うーん、そうなんですか。「良く整備された」というところが鬼門のようですが、やはり入手するなら本物ということですね。いや、当方まずは車道楽ができるほど稼ぐというのが先決なんですが、それでもくらっと来てしまう。

 部品の心配がないというのがいいですね。AZ-1はそろそろ欠品が色々でてきていています。亡くなる前にダンパーもモールも交換しておかなくちゃ。

松浦さま、こんにちは。

はやぶさの記事、楽しく読ませて頂いています。私達日本人は損得感情に流されることなくもっと心に余裕を持って、無駄と思われるような仕事(?)もこなしていかないといけないのかもしれませんね〜。(…と言いつつ、日々の診療だけでも大変な私なのですが(^^;)

<車道楽が出来るほど稼ぐ…
世間で呼ばれている旧車趣味とはちがい、メッサーのオーナーさんはまさに多種多様で、一人として同じ職業の方がおられません。フリーターでメッサーが初めての「自家用車」という方もおられれば、定年退職後に夫婦でのんびりと楽しんでおられる…という方までイロイロです。タバコ代やコーヒー代を控えれば、おこずかい程度でも十分にやりくりの出来る乗り物だと思います。

<良く整備された…
自家用車では死後になりつつある「始業前点検」が絶対に必要な車…というレベルでしょうか(^^; ただし運転中は「五感」を働かせる必要はありますネ〜(^^)(変な振動や音、油のにじみ、物の焦げるような臭い…味覚以外のすべてかな)

 色々と誘惑が…

 いいですねえ。「メッサーシュミット」で検索をかけてあちこちのホームページを読み込んでいた時期を思い出します。

 とりあえず、ニューイヤーミーティングに行ってきます。今年は来ているでしょうか。あとは…おきさんsに相談かなあ。

いまさらですが
ピンツガウアーを検索していたらここに来てしまいました。
フィアット500いいですよう。
乗っていると幸せな気持になりますよ。
いろいろ乗っていますが、実は500が一番ほのぼのとして
気持ちがいいので、なにかと用事を見つけては
引っ張り出しています。
一回完全に直してしまえばそうそう壊れる物でもないので
(なにしろ部品が少ないし、電気に支配されていない)
今でも主要な部品が新品で出ます。
ボディーパネルがほいほいと出てくる40年近く前の車って
たぶんこれだけなんじゃないでしょうか。

 うわ、ふじのんさん、こちらでははじめまして。検索で知人のところに来ちゃうというのは、なんともインターネット時代を象徴する世界の小ささのような。スモールワールドですねえ。

 ふじのんさんが「いい」というなら、本当にチンクはいい車なんでしょうね。「乗っていると幸せな気持になる」というのが重要ですよね。なかなか近年の日本の大衆車には求めがたい資質だと思います。

#ひょっとしたら「パブリカ」あたりは乗って楽しい車だったんじゃないだろうか、とも思わないでもないのですが。 

 ところで、「ピンツガウアー」で検索していたってのは、まさか…

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