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2005.11.12

「はやぶさリンク」:11月12日午後8時からの記者会見

 出席者は、川口淳一郎教授(プロジェクト・マネージャー)、久保田孝助教授、吉光徹雄助手。

 発表文は「はやぶさ」のリハーサル降下再試験の結果について (11月12日)です。

発表文概要
 午前3時から高度1.4kmの距離から降下を開始。慎重に降下させたので最接近は予定よりも1時間遅れた。
 時刻遅れのため、最低到達高度域をミューゼス海からミューゼス海東側に変更。レーザー高度計及び有効航法機能は正常に動作。最終的に確認した最低高度は55m。

 ミネルヴァをイトカワ表面に着地させることはできなかった模様との事。分離信号の発信から実際の分離までの時間差の間で、探査機がドリフトしたことが原因。

質疑応答です。

問い 共同通信:端的に言ってミネルヴァがどういう状態なのか。

答え 川口:今この瞬間もはやぶさとコンタクトを保ち続けている。カメラも動作し続けている。

答え 吉光:まだミネルヴァが得たデータを地上に受信できてないので、どうなるかは不明。今後イトカワに降りる可能性もまだ残っている。

答え 久保田:現状どうなっているか分からない。

問い 毎日新聞 ミネルヴァから送られてきた信号はどんなものか。表面に到達できない可能性の方が高いのか。

答え 久保田:ミネルヴァの内部温度などのデータははやぶさに届いているということは分かっている。明日以降はやぶさからのダウンロードを行う。現在イトカワから数km強にいると思っている。当初100m程度までなら地表に到達すると考えていたが200mの分離だったので、到達できない可能性が高いと考えている。

問い どんなデータが来ているのか。

答え 久保田:ミネルヴァの温度データなどがはやぶさのテレメトリデータに入っている。現状はミネルヴァからのデータをはやぶさが蓄積している。

問い 時事通信 分離後どんどん離れていってしまったのか。

答え 川口:詳細はまだ分からないが、速報的には脱出してしまったのではないかと考えている。しかし、これは暫定である。今後要検討だ。

問い 東京新聞:脱出したというのはいったんイトカワにあたって跳ねたということなのだろうか。

答え 川口:跳ねたかどうかは不明。現状の解釈ではイトカワに当たっていないと考えている。

問い 日経:19日のターゲットマーカー投下でも今回のようなことが起きるのだろうか。

答え 川口:そのようなことがないようにした。はやぶさの上下運動は、降下中のあるフェーズでは起きうることではある。ターゲットマーカー分離は探査機がターゲットマーカーを押さないと分離しない。

問い 毎日新聞:なぜ、今回ミネルヴァは予定よりも高い高度から落とすことになってしまったのだろうか。

答え 川口:はやぶさは、降りてきたら噴射して飛び上がるという上下運動をしつつホバリングしている。今回はレーザー高度計の動作確認が目的なので、リハーサルではレーザーレンジファインダーの出力は高度維持に使えない。従って今回は、一定時間ごとにスラスターを吹いて上昇する設定にしていた。地表に機体が落ちると困るので、どうしても上昇しがちの設定にしてしまった。

問い 今後ミネルヴァはどうなるのか。

答え 川口:もしもどんどん離れていくなら、やがて電波が弱くなって途絶することになるだろう。

問い NHK ミネルヴァを切り離すコマンドが地上局切り替えの都合で遅れたということなのだろうか。

答え 久保田:地上からコマンドを送るので、16分後に正しい距離になるだろうとというタイミングでコマンドを送った。

問い 高度をモニターしつつ分離することはできなかったのか。本来地上局から分離する仕様になっていたのか。

答え 久保田:いくつかの方法は用意していたが、一番可能性の高い方法として地上からのコマンド送信を選択した。

答え 吉光:ミネルヴァは定期的に画像を取得しているので、そこにイトカワが写ればどこにいるかを判断できるだろう。

問い なぜリハーサルで分離したのか。第1回着陸で行うという選択もあったのではなかったのか。

答え 川口:着陸ではタッチダウンが主目的になる。リハーサルならばミネルヴァに特化したシーケンスがくめるので、リハーサルで降ろすべきと判断した。

問い 産経新聞:ミネルヴァからの画像は明日の何時頃に入るのか

答え 吉光:明日の夜以降。

問い 読売新聞:レーザーレンジファインダーが使えれば、19日はターゲットマーカーを確実に投下できるのだろうか。

答え 川口:今回、レーザーレンジファインダーが4本のビームが使えることを確認した。タッチダウンにはレーザーレンジファインダーと横方向に探査機が流れるのを防ぐターゲットマーカーの両方が必要。レーザーレンジファインダーとターゲットマーカーの両方がうまくいくことが必要だ。

問い 読売新聞:今回1 時間遅れた理由は。

答え 川口:降下に当たって運用上のいくつかの関門を設定している。そこを通している間に時間がかかってしまった。

問い 週刊ポスト:ブラックジャックというカードゲームがある。もし今日は1枚目のカードで、19日が二枚目のカードだろう。25日が三枚目のカードとして、三枚目を引くべきかどうか。どうお考えだろうか。

答え 川口:今日の降下で、大分確実性が増してきたと感じている。まだフルに試験ができていないが、フルに試験を行う余裕はない。限られた機会なので、次は着陸だろう。機会は限られており、その中で多少のリスクを取って進むしかない。
 今回も誘導航法機能についていくつかの課題を見つけている。ホイールが故障していることの影響が大きく、当初考えられなかったような事態に対処しつつ運用している。
 リスクも課題もあるが、機会が限られているのでリスクを取ってやっていくしかない。

問い 日経サイエンス:ミネルヴァはどの程度の高度で分離すれば着地できたのか。

答え 川口:速度が効く。イトカワの脱出速度は十数cm/秒。これより速いとイトカワに着地できない。計測誤差もあるが、ミネルヴァの分離速度が十数cm/sだった。

問い 日経サイエンス:ミネルヴァの寿命は確か一日半だったはずだが。

答え 久保田:ミネルヴァの寿命は電源のコンデンサーで決まる。これが高温で劣化して地球の一日半で寿命となる。現状、地表に降りて本体温度が上昇していないので、コンデンサーは持ちそう。ただしどのような形で寿命が来るかは分からない。

問い ホイールが生きていたらば、ミネルヴァを接地させることはできたか。

答え 川口:ホイールが生きていれば、より正確な誘導が可能だったろうとは言える。間接的には関係あると言えるだろう。

問い 朝日新聞:次回の19日に向けて、今日のリハーサルで教訓にする点を説明して欲しい。

答え 川口:目的の場所に誘導する航法機能についてはまだ課題があると思っている。常にジェットを吹いているので、位置情報がどうしてもぎくしゃくしてしまい、それを克服するのが課題だ。もっとファインにチューニングする必要がある。今回の降下で色々なことが分かったので、さらに改善する。

問い 時事通信:55mというのが当初予定だったのか。

答え 久保田:本日は60〜70mが目標だった。

問い ミネルヴァ投下がうまくいかなかったのは、はやぶさが上下動をしていたからか。

答え 川口:上下動を管理しきれなかったということだ。

問い 19日、25日どちらに力を入れるのか。

答え 川口:19日は途中に様々な不足な事態に備えるリミッターを色々挟んで行おうと考えている。25日については、19日の結果を受けて考える。

問い 的川先生は最低高度40mと表示されているのを見たといっていたが、なぜ55mなのか。

答え 川口:40mは概算値。様々な補正を加えて55mを算出した。

問い 毎日:確認したい。55mとなった時刻は。

答え 川口:午後3時24分より前である。

答え 久保田:それまでのデータではやぶさの上下動のタイミングを測り、分離コマンドを送信したのだが、たまたま上下動が上がりの時に分離することになってしまった。

問い 共同通信 着地が難しかった場合、無理をしてもタッチダウンするのか、それとも帰還を優先するのか。

答え 川口:即答はできない。燃料問題が許す限りにおいて、サンプル採集に努力する。著しいリスクが発生するなら話は別だが。ジェットを吹き続けなくてはならない状況でサンプル採集を行うというのも大きなリスク

問い エイヴィエーション・ウィーク:残る推進剤は。ホイールの製造元はどこか。

答え 川口:推進剤の残存量は控えさせて貰いたい。今後の運用で大きく変わってくるため。今後、スラスター製造時に考慮されていない想定外の噴射を行う。ホイールのメーカーはあちこちで出ているので、ここであえて言う必要はないだろう。

問い 産経新聞:はやぶさの現在位置は。

答え 川口:先ほど逆噴射で止めたところだが、だいたい5〜6kmのところ。ただし降下にあたっては、設定した関門を通して出発点の1.4〜2kmのところにもっていかなくてはならない。18日の夕刻までには、その位置に戻さなくてはならない。

問い 宇宙作家クラブ:ホイールはブラックボックスで購入したのか。

答え 川口:リバースエンジニアリングを禁じるという契約で購入している。

以上です。

 記者会見後の的川教授コメント「ミネルヴァ分離のコマンドを午後3時8分に打ったのですが、その時点でははやぶさの状態は非常に安定していました。ところがコマンドが届くのに16分かかるわけです。3時20分後頃に暫定値の高度が44mを指して、『これはまずいぞ、上昇するぞ』と思っていたら、やはり上昇しはじめた。最初はゆっくりで、これなら大丈夫かと思っていたら、やがて予想以上の速度で上昇し始め、分離の時間を迎えちゃったわけです」

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Comments

今日のマスコミ報道だと、だれかがタイミングを間違えてそんなことになっちゃった。大失敗! と聞こえるような文面で報道されています。
目の前で飛んでいるラジコンで投下タイミングを失敗したのとはわけが違うんですが仕方ないんですかねぇ。

記者さんたちには「想像力」(捏造する力ではなく、目に見えない物を、情報から構築する能力)が無いですから。
自分たちの不勉強を社会の公器を使って世間にばら撒く犯罪的行為はいいかげん止めて欲しいんですが……。

すいません、ホーイルの製造会社名は散々出ているとのことですが、どこでわかるのでしょうか。昨日今日でこのことを知った者としては全く検討もつきません。

「はやぶさ」のこれまでの成果は全く報道してこなかったくせに
失敗(という表現はしたくないのですが)したとたんに、ワラワラと
集まってくるのは、一体何なのでしょうね。

 他国の有人飛行を華々しく取り上げるなら、自国の自律飛行体の
事も同様に取り上げて欲しいものですし、他国のロケットが村一つ
吹き飛ばした話もきちんと報道すべきです。
 

一つ目のターゲットマーカーに続いて、ミネルヴァも着地も失敗したわけです。jaxaの説明を聞いている限りでは、あと二つのターゲットマーカーの成功率もかなり怪しい。普通に考えて、探査機の挙動を正確に予測できない限り(jaxaの説明を聞く限り、それは出来ないみたいですね)、放出を遠隔操作で出来るわけがないと思うんですけど。ターゲットマーカーが着地しなければ、もちろんサンプルも採れないということですね。最初のターゲットマーカーはともかく、ミネルヴァの失敗の説明は、ちょっと情けなかったかなと、素人ながら思ってしまいました。

やはりという感じの報道ですね。
こういう報道をしているマスコミに対して本当に不信感を持ってしまいます。
如何に凄い事をしているのかについては全く報道しないわけで.....。
国民の宇宙開発に対する不信感を醸成したいのではないかという悪意さえ感じられます。
マスコミ報道全般について、魔女狩りが横行している様に感じられてなりません。
これが日本の第四権力の貧質なんですよね。

ここに投稿されているコメントを見る限り、かなりのみなさんがjaxaをサポートし、jaxaに批判的な、メディアを批判しているんのですが、本当にそれでいいのですか?jaxaの記者会見を見る限り、私は、彼らが科学者としてまともだとは思えない。私には、ばくち打ちにしか、見えません。

望遠鏡さん。でも予算も期間も限られたプロジェクトで、しかも日本初(世界初?)のことをやってるんですよ。
搭載装置(リアクションホイールとか)が壊れたらそれに変わる方法を必死で見つけて、最後の最後はリスクを取って実行しなければならない場合も当然出てくるでしょう。
すべてが初の試みなのだから手探りな状態が当然。逆にだからこそやる意味がある。
極論すると、「失敗」などという言葉は全く当たらないのではないかと思います。やっていること、得られたことすべてが知見となり今後につながるのではないですか。

あれー1個目のターゲットマーカーって、絶対にイトカワへ落とす!ってのが目的だったんですか?
トラッキングの動作試験だったので別に落とすことにこだわっていなかったのでわ?
署名入りの奴でもないんだし。

あれー1個目のターゲットマーカーって、絶対にイトカワへ落とす!ってのが目的だったんですか?(笑)たしかトラッキング動作の試験だったので別に落とすことにこだわっていなかったのでわ?署名入りの奴でもないんだし。

たしかに、博打かといわれりゃ宇宙開発なんて何万もの部品が全部確実に動作しなければならないなんてクリティカルな場面がいくつもあるのだから、そういえないこともないでしょう。
しかし本当の博打と違うことは知の蓄積によって、着実に「的中」を増やせるのです。確実に+にできるものは博打とは言いません。
飛行機がちゃんと目的地に着陸するのを博打という人がいないことと同じです。それに比べると人類にとって宇宙の経験は余りにも少ない。

科学や技術などに価値を見出せない人にとっては、世の万象のいずれも無駄にしか見えません。「莫大な金を使って…」と思われるのも致し方ないですね。いつの時代もそんなものです。私には、そう感じる人を説く気もないです。

 とりあえず議論の場所を提供している者として。

 まずは冷静にお願いします。

 現状ですべての情報が出てきているわけではないですし、また皆さんも私も、はやぶさについてすべてを知っているわけでもないです。

 それぞれに限界を持っていると言うことを弁えた上での意見交換をしていただければと考えるものです。

 私の見るところ、今回の報道、あるいは当ページを見て望遠鏡さんのように「彼らが科学者としてまともだとは思えない。私には、ばくち打ちにしか、見えません。」という感想を抱く人は、決してごく少数ということはないだろうと思います。

 まず、それは正しい感想かという問題があります。これについては、おそらくイトカワ探査が終了し、はやぶさが帰途についた時点で改めて評価すべきことでしょう。

 そして、そのように感じた人は、なぜそう感じたのか、という問題があります。報道で伝わるはやぶさオペレーションのどのあたりを「ばくち」と感じたのか。

 さらには、ばくちだとして、ではそのばくちは、避けられるものだったのか、それともどうしても賭けを行わねばならない局面だったのかという問題があります。

 私としては、当面ははやぶさ運営チームの仕事を見守るしかないな、と考えています。評価は、それこそ床屋政談や井戸端会議レベルならともかく、本格的な意見を表明できる段階では、まだないと思う次第です。

 報道については、「事故となると成功よりもあつかいが大きくなる」という事例を、今回については定量的に示すことができるのではないかと感じています。

 しかしそれもまた、19日のタッチダウン結果の報道を見るまでは即断はできないでしょう。マスコミをののしるのは簡単ですが、根拠を持ってマスコミを批判するのはそんなに容易ではありません。

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