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2005.11.20

「はやぶさリンク」:20日の画像

oproom 20日午前10時7分、イトカワから上昇したはやぶさと、やっと双方向通信が確立してほっとした表情の管制室。右端に写る川口プロマネの表情も心なしか緩んでいる。この前、しばらくはストリーミングに写るのは、硬い表情の腕組みした姿ばかりだった。それが通信を確立すると、急にリラックスして手を腰に当てる姿が目立つようになった。


analize 今後、ストリーミングを見る時には、運用室左側前面に写るこのモニター画像に注意しよう。これは臼田局で受信した電波をスペクトル・アナライザーで周波数表示したもの。臼田局に置いたWebカムで、スペクトル・アナライザーのディスプレイを撮影して、インターネット会議のソフトを使い相模原に伝送している。この画面にピークが立っていれば、はやぶさからの電波が臼田局に届いているということになる。

 以上、取材に来ているメディア各社の代表取材で撮影された映像です。

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はやぶさリンク」カテゴリの記事

Comments

あそこにはそんな画像が出ていたんですね。
実は、ストリームの画像はサイズも小さいので拡大したところで全体がぼやーっと見えている状態なんです。
だから、あの部分も含めてなにが映っているか見えないんです。

追加/訂正:もちろん全体は大雑把には見えています。ただ部分は詳細には見えていません。

ストリーミング映像より先にライブブログのほうがパンクするとは予想外でした。
更新の止まったブログにやきもきしながら、誰かライブカメラに手書きのテロップを映してくれないかなぁと期待していたのですが、どうも、そんな余裕はなかったようですね。

スペアナの画像ありがとうございます。
ちょうど自分でも受信できないか検討をはじめようかと考えていたところでした。
生きているか死んでいるかわかるだけでも、これから先楽しめそうなんで。
画像では、ハヤブサの信号が 15 db ほどノイズフロアから頭をもたげているのが
わかりますが、残念ながら帯域幅が判りませんので S/N が算出できません。
きっとディスプレイの上あたりににじんでいるのが....
原画では判別できませんか?

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