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2005.11.11

「はやぶさリンク」:イトカワとはやぶさの大きさ比較図

 前の記事の掲載画像は、なぜか私が使っているブラウザFirefox(MacOSX Ver.1.0.7)ではページのスクロールが不可能になるというトラブルが出たので、画像の表示方法を変更した。

 九州大学・平山寛さんのごんざぶログに、イトカワとはやぶさの大きさ比較図が掲載されている。イトカワとはやぶさのサイズが非常によく理解できる図だ。ちょうどイトカワにタッチダウンするはやぶさは、人にとりつくちょっと大きな蚊ぐらいのスケールであることが分かる。

 訂正が一件。10日記者会見の記事で、橋本樹明助教授と記載したが、最近橋本さんは、教授に昇進しておられた。
 謹んでお詫びすると同時に、当該部分を訂正いたします。

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Comments

イトカワとはやぶさの大きさの比較ですが、ご紹介頂いたブログでとても良く判りました。
ありがとうございます。
ただ、考えたら、はやぶさの影が映った写真がありましたが、あれでも相当判るのではと気が付きました。
イトカワと太陽の距離を考えれば、影を作る太陽光線は平行と考えられますから、180mしか離れていないイトカワに投影された影は略実物大の大きさを表している様に思いますが如何でしょうか。

それにしても、本当にはやぶさは小さいですね。健気さを感じてしまいます。

11月10日の記事にはその影の写る写真が載ってるんですけども、クリックすると拡大されて出るのはターゲットマーカーを投げた瞬間の写真です。

 他にも問題があるという連絡を貰ったので、ターゲットマーカーを投げる大きな映像のリンクを、文字に分離してみました。一番プレインで単純なHTMLにしてあります。

 どうもIEとFirefox系のレンダリングエンジンのタグ解釈が異なるのが原因のようです。

 まだなにか問題がありましたら、この後にコメントを続けて下さい。

ご紹介いただきました平山です。

あの絵の動機は、松浦さんの言葉を借りれば「こんな画像が見たい」で、自分で書いてみたものです。

思えば、このような可視化は自分がよく使う手法でした。宇宙の研究をしていると、非日常の寸法ものが出てくるので、自分が実感をつかむために描いてみるのです。以前、ISASで太陽発電衛星チームにいたときなども、公開日のお客さんに「太陽発電衛星が太陽を隠してしまわないか(地上に影をおとさないか)」とよく聞かれるので、当時研究していた太陽発電衛星の、一辺300m・高度1000kmと相似になるよう、3m先に一辺1mmの四角を描いて見せました。もちろん望遠鏡じゃないと形が見えませんでした。

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