「はやぶさリンク」:タッチダウン時刻がずれた理由、タイムテーブル
TIPS/Jメールで、的川泰宣教授がタッチダウン時刻がずれた理由を配信している。地球にパラボラアンテナを向けてはやぶさはイトカワに降下していく。その場合、タッチダウン時に、イトカワとはやぶさの進行方向がなるべく垂直に近いほうが安全性が高い。そのような地形を探したところ、タッチダウン時刻が変更になったという。
タッチダウン場所が相変わらずミューゼス海かどうかは書いていない。
・☆☆ YMコラム ☆☆ (NO.311)
「はやぶさ」のタイム・シーケンス、半日あまりずれる
簡単なタイムテーブルも公開された。
1 19日午後9時ごろ(JST) 降下開始。 以後断続的にWeb配信。
2 20日午前3時ごろ 航法誘導状況のアナウンス
3 午前5時ごろ Go/NoGoの判断。アナウンス
4 午前6時ごろ 最接近オペレーションを行う。6時半ごろまでには、ターゲットマーカーが分離したかどうか、また上昇に転じたかどうかはアナウンスできる。
5 午前10時ごろ 着陸したか、着陸しないで上昇したかをアナウンスできる。
6 正午ごろ 記者会見
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Comments
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いまイトカワ(はやぶさ)は地球から見て太陽の向こう側みたいな場所にいることになるのですが、NASAのDSNから臼田に途中でバトンタッチする感じになるような長い時間のミッションだと思います。
実際にはどのタイミングで切り替わるのか、(当然動作のフェーズ内で、はやぶさの自律動作に任せていられる--強いて言えば余裕のある/そんな時間は一瞬たりともないのでしょうが--時間帯に合わせているとは思いますが。)というのも若干気になります。
その分事後の作業確認等がじっくりできることになるとおもいますが。
まずは今夜の公式発表を注目したいと思います。
Posted by: PAKU | 2005.11.18 06:07 PM