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2007.04.10

宣伝:新著「コダワリ人のおもちゃ箱」が4月10日に発売されました

Kodawaribido
エクスナレッジ
四六判300ページ、定価(税込み)\1,680、ISBN 978-4-7677-0329-6
amazon bk1(著者コメントあり)

好奇心と興味にまかせ、やりたいことを突きつめる
趣味人を超えた
コダワリ人たちの熱中人生!

——突き抜けてしまった人たちはいつもほがらか。
趣味を超えて「好き」のコダワリをつきつめていった人たち
突き当たる課題難題も楽しみ、高みに突き抜けろ
そんな人たちを現在の活動も交えて紹介


    ●線路を敷いて本物の蒸気機関車を走らせています!−羅須地人鉄道協会 

    ●小さな力で楽々走れる自転車を作っています!−織田紀之

    ●公道を走るバイクやサイドカーを自作しています!−オートスタッフ末広

    ●学生たちと、本物の人工衛星を作っています!−中須賀真一

    ●東京の都心で美しい天体写真を撮っています!−岡野邦彦

    ●自分の全てを記憶させる、自作の電脳住宅に住んでいます!−美崎薫

    ●リッター4000キロ走る車を作っています!−中根久典

    ●世界一のプラネタリウムを作っています!−大平貴之


 本書は、趣味の域を超えて自分の楽しみが社会的な意味を持つまでの域に達した人を「コダワリ人」と命名し、そんな人たちを訪ね歩いたルポルタージュです。2002年から2003年にかけて1年半の間「日経WinPC」誌に行った同名の連載に基づき、継続して活動している方をセレクトし、さらに再取材を行ってまとめました。

 実際、世の中にはすごいことを実に楽しげにやってしまう人たちがいるものです。その数は、決して少なくありません。彼らのたどった道のりは決して平坦なだけではなかったですが、実際にあった誰もが難関突破のプロセスをも楽しみつつ、とんでもないところへと突き抜けていました。
 こういう人たちが増えていくと、世の中も楽しくなるんじゃないか、そうだといいな、という気持ちで書いた本です。

 読んで頂ければ、と思います。

本書を担当した編集者、今村さんによる紹介

#著者から一言。画像では分かりませんが、実物の表紙は、白地ではなくパールの地のとてもきれいなものです。今までの私の本で一番よくできた表紙じゃないでしょうか。この表紙はとてもうれしかったです。

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Comments

>趣味の域を超えて自分の楽しみが社会的な意味を持つまでの域に
>達した人を「コダワリ人」と命名し

これは(ネガティヴな意味での)「オタク」(社会に無関心なマニア)
を凌駕する新概念ですね。僕の誤解があるかもと思いますが、
「従来の「nerd」に対する「enthusiasiast」と言う概念」かと
思います。そう考えると、ロータス・カーズの創始者の
コーリン・チャップマンも、この本に取り上げられている人々と、
かなり近いと思うのですが、如何でしょう?

連載の一回目に取材受けたのに、没になっている私。

 本あげますよ!

宇宙の傑作機シリーズを出している風虎出版さんも自主出版というカテでがんばっていると思います。あ!ダイナソア改訂版をくだん書房で買いました!風虎出版さま、豪華愛蔵版を出してください!・・・

>「nerd」に対する「enthusiasiast」と言う概念
 ああ、それはあるかもです。でも、これが日本に入って「エンスー」と言う言葉になってしまうと、「スカして外車に乗ってる奴」ということになるんですよね。

 風虎もがんばってますよね。「傑作機」シリーズ、夏はdokuさんがソ連の金星探査機ベネラを書くというような噂も聞こえているので、ますます濃いラインナップになっていくみたいです。

初めて書き込みさせていただきます。
「コダワリ人のおもちゃ箱」読了致しました。
期待通り、すばらしい内容、素敵な松浦節。(失礼な表現お許しください・・・)
未掲載の取材も興味津々です、ポリゴン美少女だけじゃなくて(・・・!)
出来ることなら続編を是非!お願い致します。

はじめまして。いつも本を楽しみにしています。

今回は研究/分析系ではなく製作側の本なんですね。
楽しそうなので是非一度手にとって見ます。
あ、収集側ですが、こちらのH-IIネタが面白かったので紹介します。詳しい後日談とか追っかけてもらえると嬉しいです。
(…もう取材時に目にされているような気もしますがw)
http://koubai.auctions.yahoo.co.jp/promo/interview.html

 (ぐ)さん、一読者ですさん

 どうもありがとうございます。本は読んで貰ってはじめて完結するものですから、とてもうれしいです。

 うわ、H-IIの模型ですか。きちんと思い入れのある人のところに行ってよかったですんね。知りませんでした。関係者ということですから、ご縁があれば会えるのでしょう。

 さあ、次の本に全力投球しなくては。

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