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2009.11.03

 BD-Frog:2010年から新デザインで復活

 今まで気が付かなかったのだが、独R&Mが、2010年モデルからBD-Frogを復活させていた。

Frog2010_2

 復活させたはいいのだが、この姿はいかに。フレームは同社の新型モノコックフレームに変更。これはいいとしてタイヤは12インチから16インチに。ギアは内装8段だが、重量は12kg。はっきり言って重い。値段は14万700円(税込)。

 ちなみにこっちは旧モデル。



Frog2006_2

 旧モデルのほうが良いデザインだったと思うのは、旧モデルオーナーのひいき目…だろうか。

 タイヤの大型化につれて、折り畳み時の寸法もずいぶんと大きくなってしまった。

  • 旧モデル w63×h48×d28(cm)
  • 新モデル w67×h57×d37(cm)
  • 寸法の差 w5×h9×d9(Δcm)

長さがプラス5cmというのは頑張ったと思うが、高さと厚みがプラス9cmというのはどうにも。特に厚みプラス9cmというは、持ち運び時に従来よりもかなりかさばるということを意味する。

 ちなみに現行のBD-1とブロンプトンは以下の通り。

  • BD-1(2010年9速モデル):w78×h61×d36(cm)
  • ブロンプトン(M3L):60×h58×d30(cm)

 12インチの旧モデルには、「スポークが折れやすい」という欠点があった。短すぎるスポークが乗車時のショックを吸収しきれなかったためである。この欠点を解消するには、タイヤを大きくすれば良い。オーナーとしては14インチが付けばずっと走行性能が上がるとは思っていたが、まさか16インチまで大きくしてくるとは。

 
 現状の私見は、デザインは「残念」、折り畳み性能は「問題ありか?」、走行性能は「不明」といったところだろう。もちろん、乗ってみたらぐいぐい前に出る気分の良い自転車に仕上がっている可能性もある。どこかで試乗できないだろうか。

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Comments

ケチ付ける訳じゃないですけど、
この色、まんまビアンキの「セレステ」ですよね。
カエル色にしたいのは解るんですが・・・・。

関係ないですが、僕はブリヂストンのママチャリ
「マリポーサ」が年々劣化して行ってるのが
残念です。
2007年の初代マリポーサって、
・メンテフリーのベルトドライブ&内装8段
・近所で気軽に修理できるママチャリ規格(650A)
・ちょっとしたクロスバイクに劣らない走行性能

で、僕にとっては、アレックス・イシゴニスの「MINI」や
サー・クライブ・シンクレアの「ZX-81」と同じくらいの
「コンセプトの勝利」だったんです。
(敬意を評して、一台所有してます)

いまさらながらBD-Frogがほしくなったのですが,
私も旧モデル(12インチ)のほうがデザイン的に好きです。
新モデルはBD-1をただ小さくしましたみたいな感じに見えてしまって。

BD-Frog旧モデル,ヤフオクでゲットできました。
今日出品者さんから手渡しで受け取りました。
かわいがってやりたいと思います。

takaさん
 おお、旧Frogを入手されましたか。いい自転車ですよ。どんどん乗りましょう。小振りなので輪行が楽です。輪行バッグにいれて、日頃はいかないちょっと遠くへでかけると楽しいです。

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