3月10日、著書「増補 スペースシャトルの落日」が発売されました
5年前に書いた「スペースシャトルの落日」がちくま文庫に収録されました。3月10日に発売されました。
文庫収録にあたってはこの5年間における事態の推移を踏まえて全体の1/3ほどを新たに書き下ろしました。タイトルに「増補」と入っている所以です。
ブッシュ米大統領の有人月探査構想から、オバマ大統領による大方針転換、スペースXに代表される民間セクターによる宇宙開発などを踏まえ、次の世代の地上と宇宙とを結ぶ輸送システムはどんなものであるべきなのかを考察しています。
私の考察が正しいとは限りません。また私自身も考え続けている途中です。
私の考察を読んだ上で一人でも多くの人が自分なりに「こうではないか」「ああではないか」と考え、さらにはその中から「じゃあ自分でやってみよう」という人が出てくることを願うものです。
解説は堀江貴文氏です。
よろしくお願いいたします。
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NASA必死だな [ニヤリ/]そりゃ来年度予算ガッツリ減らされるの分かってるから色んな策も知恵も出すだろ。1回の打ち上げにつき 7-9000人の雇用を数カ月間確保できるとか、景気や雇用対策なんかでオバ...... [Read More]
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ロフトプラスワンで先行ゲット&サイン頂きました。
今読んでおります。
巨大システムの運用の難しさ、技術と政治の切り分けの大切さ。
一エンジニアとして自分のおかれている環境と比べながら
人事ではないと読んでおります。
Posted by: novu | 2010.03.12 11:13 PM
早速 書店にて 購入いたしました
いつもながらの 切れ味で 5年前の前作から 充分に読み応えのあるないようです。増補が1/3という 新刊といっていいくらいです(^0^)
Posted by: 球磨 | 2010.03.13 09:21 AM
タイトルにカーソルを翳して下さればURLが判る筈です。
Posted by: 4月19日付の山陽新聞朝刊で取り上げられていました | 2010.04.24 04:04 AM