8月7日のはやぶさを巡るあれこれ
JAXA機関誌「JAXA's」の最新No.33号が、はやぶさを特集している。pdfファイルをダウンロードして読むことができる。
川口プロマネインタビュー、メーカーサイドからはやぶさの開発と運用に携わった人々のコメントなど、盛りだくさんの内容だ。
本日7日の夜10時〜10時35分、NHK教育の「サイエンスZERO」ははやぶさ帰還を特集する。
放送時間は以下の通り。
2010年8月7日(土) [教育] 午後10:00〜午後10:35
再放送:2010年8月13日(金) [教育] 午後6:55〜午後7:30
再放送:2010年8月14日(土) [BS2] 午前4:25〜午前5:00
NECから、チームはやぶさの挑戦 第5話「この世にひとつの『はやぶさ』を造る」が公開された。従来、表に出ることがなかったメーカーの技術者たちが語る、「どのようにしてはやぶさを造っていったか」の貴重な証言だ。私はインタビューとまとめを担当した。
元祖衛星擬人化のイラストレーター、しきしま・ふげんさんのサークル「teardrop」コミックマーケット78新刊は、はやぶさを扱った本となった。
・COMICMARKET 78
8月15日(三日目)
東2 T-60a:teardrop-新刊-
・人工衛星擬人化本 配本8 「Shootingpretty」
「はやぶさ」探査機解説本
この夏は8月29日の同人誌即売会「コミティア」にも参加するとのこと。
しきしまさんの著書。これで衛星萌擬人化が一気にブームになった。アマゾン書評を読めばわかるように、単なる受け狙いではない、がっちりとした内容も兼ね備えた一冊である。ちなみに私も監修を受け持っている。
8月5日の、宇宙開発委員会・推進部会における配付資料には、はやぶさ2の開発スケジュールについて、今年末に開発研究から開発フェーズ移行のための審査を行う旨記載があったとのこと。傍聴に行ったあきゆういさんがTweetしている。
7日現在、まだ宇宙開発委員会HPに資料はアップロードされていない。 これはかなり明るい材料。来年度が開発研究フェーズのままだと、2014年打ち上げには間に合わない。はやぶさ2を打ち上げウインドウに間に合わせるためには、来年度以降開発フェーズに入ることが必須だった。
正直、それでもかなりスケジュールはきつい。特にはやぶさ2での新規開発要素となるインパクターは、相当な強行スケジュールでの開発となるのではないだろうか。
帰還からそろぞろ2ヶ月だが、はやぶさを巡る動きはまだまだ続いている。
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